藤原秀郷 ― 源平と並ぶ名門武士団の成立 ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿
藤原秀郷は、平安時代の中ごろに活躍した下野の武将で、中世東国武士の祖とされています。平将門の乱を鎮圧したことをきっかけに、秀郷は歴史の表舞台に登場しました。 秀郷の子孫には平泉の奥州藤原氏や歌人・西行を生んだ紀伊佐藤氏をはじめ、下野でも小山氏・長沼氏(のち皆川氏)・佐野氏・小野寺氏などの有力武士団が生まれました。以上

ジョージ・ルイスと武田久吉 ― 明治日光の昆虫・植物研究の先人 ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿
明治初期の日光。旅行者は少しずつ増えてはいたものの、交通は発達の途上にありました。奥日光の高山に至っては、妖怪変化がいるとまで言われた時代で、訪れる人はほとんどいませんでした。明治のなかば過ぎ、国内外の研究者が何人か入山しましたが、今の登山ではごく当たり前に用いられている実測の地図などは一切なく、山をよく知る案内人が必

第16回企画展 学徒出陣75年「私学と兵役-同志社の学徒出陣」

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
太平洋戦争の最中、同志社では1943年(昭和18)11月15日に学徒出陣壮行式が挙行されました。本年は壮行式挙行から75年目の節目です。これを機に、戦争、あるいは戦前と戦後の日本を考える手がかりとして、同志社の歴史と照らし合わせながら本学が所蔵する兵役に関する資料を、兵役と私学の関係を振り返ります。

平成のグリコのおもちゃ展

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
江崎グリコの創業者・江崎利一は「食べることと遊ぶことは子供の二大天職」という考えのもと、栄養菓子「グリコ」におもちゃを封入しました。江崎記念館では歴代のおもちゃ4,000点を常設展示しており、今回の特別展では1988年以降のおもちゃ各種と当時のおもちゃのデザインを手掛けた加藤裕三氏関連の資料などを追加展示します。 平

めがねと旅する美術展 視覚文化の探究

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
本展は「めがね」をキーワードとし、「みる」ことの意味を問い直す展覧会です。 遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、鉄道・飛行機・顕微鏡・望遠鏡といった科学技術の発達によってみることができるようになったミクロ/マクロの世界、さらには視覚のトリックを用いたユニークな現代アートやVR(バーチャルリアリティー)といったモチーフを通じ、人々の視覚に対する探究の跡をたどります。

WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
写真家として今年20周年を迎えるLESLIE KEE(レスリー・キー)。今回、彼が今まで手がけていた2つのプロジェクトについて、もっと大きく、そして広く捉えて一つの空間に表現するという展示にチャレンジします。フォトグラファー・LESLIE KEEがライフワークとして世界中を飛び回り、様々な国籍や人種、職業、親子、恋人、友人を撮り続け、500名もの愛を切り取ったSUPERLOVEシリーズと「すべての愛は、うつくしい」を掲げ、100組以上ものLGBTカップルのブライダルフォトを撮影したharMony SUPER LGBT WEDDINGプロジェクトを展開します。プロジェクトによって制作された作品と、本展覧会のために新しく撮り下ろした新作を加え、合計約100点を展示します。

ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
フランス・パリのセーヌ川岸に建つオランジュリー美術館。同館の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、ヨーロッパ最高の絵画コレクションのひとつに数えられています。 横浜美術館開館30周年を記念した本展は、同コレクションから、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニなど、パリを愛し芸術に魂を捧げた画家たちの名

小平篤乃生|烏巡り

ARTLOGUE 編集部2018/10/18(木) - 02:30 に投稿
広島出身の小平篤乃生(1979-)は、現在フランス・パリを拠点とし「あらゆるメディアや歴史は緩やかに絶え間なく繋がっている」という考えのもと、五感を喚起させる体感的な場と作品をつくり続けています。青年期から海外で暮らす小平は、特に日本の自然崇拝と地場産業に関心をもち、考古学とは別の視点や解釈からの歴史を提示し、国家が成

特別展 スコットランドからの贈りもの  タータン展

ARTLOGUE 編集部2018/10/18(木) - 02:30 に投稿
神戸ファッション美術館では、特別展「スコットランドからの贈りもの タータン展」を開催します。 スコットランド北西部・ハイランド地方で発展し、世界各国で愛されている格子柄「タータン」。本展は「タータン」をテーマにした本格的な展覧会で、布地やドレス、関連する美術作品、書籍など約250点を一堂に集め、その魅力、歴史などを幅広