闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
本展覧会は、アジアにおける民衆主導の美術の展開を明らかにするとともに、それが社会の動きや歴史の流れと重なりあいながらひとつのうねりを生み出してきた過程を描き出す試みです。「アジアの木版画運動」に焦点を当てる、世界初の展覧会として、アジア各地で制作された美術作品及び印刷物などの資料約400点を紹介します。

アートでつなぐ鉱石の道・銀の馬車道の人と、未来へ展

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
今年で兵庫県が誕生し150年を迎えます。その頃、神子畑鋳鉄橋、羽渕鋳鉄橋などフランスの架橋技術等の先進技術を駆使し、神子畑から生野へ、生野から姫路への馬車道も完成、生野・神子畑・明延の三鉱山へも、全国から多くの人たちが流入し、活況を呈しました。 明延鉱山が閉山する1987年まで、鉱石を運んだ道沿いには、全国から鉱山関

はたらく人々

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
近年、社会の大きなトピックとなっている「働き方」。テレビのニュースや新聞記事で目にするたび、自分や家族の生き方とあわせて考えられることも多いのではないでしょうか。 すでに「人生100年時代」は現実味を帯び人が生涯において、生活の糧を得るため、あるいは自己実現のために働く時間はこれまで以上に長い時間を占めるようになってい

ギガタウン・イン・テラタウン ── こうの史代の「漫符図譜」

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
「この世界の片隅に」のマンガ家・こうの史代さんによる作品「ギガタウン」は、 マンガ独特の表現記号である「漫符(まんぷ)」を「鳥獣人物戯画」を現代風にアレンジして生まれたキャラクターを使って解説している作品です。 本展では、ありそうでなかったこの「漫符」解説マンガ「ギガタウン」の原画(原稿)を一堂にご覧いただくと共に、

豊臣の肖像

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
秀吉とねね(北政所)夫婦の親族や家臣団を含めて成立した豊臣集団。16世紀後半、戦いが続いた日本国内を統一した豊臣秀吉は、その集団の創始者です。政治的権力や財力を手に入れた秀吉は、死後にも軍神として崇められることを願いました。死後に朝廷より秀吉に対して「豊国大明神」という神号が与えられ、各地に祀られることになりました。

調布市武者小路実篤記念館移動展 「新しき村美術展」

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
武者小路実篤は大正7(1918)年春、「人間が人間らしく生きる」社会を求めて「新しき村」を提唱しました。 これに対して多くの人々が共鳴して同年11月に宮崎県児湯郡木城町石河内に「新しき村」を創設してから、今年で100周年を迎えます。 新しき村は宮崎県の土地の一部がダム工事のため水没することから、昭和14(1939)年

川瀬忍 作陶 50 年の間 (ま)

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿

本展は陶芸家、川瀬忍(かわせしのぶ/ 1950年~)の、作陶50年を記念する展覧会となります。

18歳より作陶の道に入った川瀬は、これまで個展を中心に、現代作家として自身の美意識を加味した独自の青磁を発表してきました。当館創立者の菊池智(1923-2016)は、川瀬が10代の頃より作品に注目し、仕事を見続けました。そうした縁により、当館では2011年に「川瀬忍の青磁―天青から 静かなる青へ」と題し初の展覧会を企画し、ご好評をいただきました。

この度は智美術館における二度目の個展として、改めて作家の半世紀にわたる活動を見渡しつつ、前回とは異なる視点を加えその創作の秘密に迫ります。これまでの発表作、未発表の最新作に加え、習作的な試みや、氏が憧憬する古美術等を当館の展示空間に自在に取り合わせ、その「間」に浮かび上がる作家の美意識や、創造性をご覧いただきます。

(会期中、展示替えの予定有り)

「タータン 伝統と革新のデザイン」展

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
タータンは日本でも人気が高く、世代を超えて愛されているデザインです。ファッションにかぎらず、日用雑貨や室内装飾といったあらゆるところで目にするタータンですが、そもそもタータンとは何か、ということはあまり知られてはいません。 タータンはスコットランドを象徴する文化ですが、スコットランドが発祥の地ではありません。タータン