吉左衞門X WOLS ヴォルス作品+樂吉左衞門・碗

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
第9回目となる吉左衛門Xは、音楽と詩に親しみ、独自の世界観を描くも、若くして不運な死を遂げた芸術家ヴォルスとのコラボレーション展です。 細いひっかき傷のような線の集合と、とこか内臓的な不定形の抽象を描いたヴォルス(本名:アルフレート=ヴォルフガング・シュルツ、1913-51)の作品は、孤独で傷ついた魂の叫びのようです

住友財団修復助成 30年記念 「文化財よ、永遠に」

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
住友財団の文化財修復助成30年を記念して開催する展覧会。 泉屋博古館(京都)、泉屋博古館分館(東京)、九州国立博物館、東京国立博物館の四館で同時開催。 今に伝わる大切な文化財は、その時代の修復や保存技術によって守られ、長い間の劣化や、天災による損傷をくぐり抜けてきました。 本展は、住友財団文化財修復助成によって近年よみ

2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
イタリアのボローニャで毎年春に開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」では、世界最大級の規模を誇る絵本原画コンクールが行われています。 子どもの本のために描かれた5枚1組のイラストを審査するもので、出版経験の有無にかかわらず応募できることから、イラストレーターの登竜門として、また児童書の

ギュスターヴ・モロー 展 ー サロメと宿命の女たち ー

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
19世紀末フランスに花開いた象徴主義。その巨匠であるギュスターヴ・モロー(1826-1898)の描いた「サロメ」像は、世紀末ファム・ファタル(宿命の女性)のイメージ形成に影響を与えました。本展では、パリの国立ギュスターヴ・モロー美術館の全面協力のもと、モローが愛した身近な女性たちからファム・ファタルまで、モローの表した多様な女性像を紹介し、その創造の原点に迫ります。

マイセン動物園展

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
古今東西、動物をモチーフとする美術作品は制作されてきました。何かを象徴するために描かれたり成形されたりするものもあれば、そのもの自身の愛らしさを伝えるために制作されるものなど様々ですが、マイセンも同様です。とりわけアール・ヌーヴォー時代の動物作品群は、模様から表情まで、動物のやわらかさを表現することに成功し、リアルさと

顕われた神々 ― 中世の霊場と唱導 ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
神奈川県立金沢文庫で管理する国宝・称名寺聖教のなかには、法要や勧進などの儀礼の場で読み上げられた、表白や説草(説教の台本)が多数残されています。それらは唱導資料と呼ばれ、中世の主要な社寺の神仏にまつわる縁起などが説かれており、今では失われた古い信仰世界を浮かび上がらせます。種々の唱導資料を通じて、伊勢神宮や春日大社、八

入門 墨の美術 一 古写経・古筆・水墨画 一 ( 仮題)

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
紙や絹の上に筆を用いて引かれた墨線は、その時々でさまざまな表情を見せます。奈良時代、謹直な字により書写された鎮護国家に深くかかわり、平安時代には流麗な仮名が料紙を飾りました。 中国の禅宗文化の流れをくむ水墨画は多様な墨調を巧みに用い、室町時代に禅林社会の「詩画軸」として花開きます。身近な素材であるだけに、その時々の美意

日本刀の華 備前刀

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
本展では、静嘉堂の蔵刀より、重要文化財4振、重要美術品11振を含む有銘作約30振を精選し、「古備前」と呼ばれる初期の作風から、ー文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各派による作風の展開をたどっていきます。

~桐村喜世美氏所蔵品受蔵記念~ 岩﨑家のお雛さまと御所人形

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
岩﨑小彌太(こやた)が夫人孝子のために京人形司・五世大木平蔵に誂えさせた、愛らしい雛人形は、戦後散逸しましたが、桐村喜世美氏の情熱によって蒐集・愛玩され、2017年、揃って静嘉堂に寄贈されました。小彌太の還暦祝いに夫人から贈られた、隊列をなす「木彫彩色御所人形」も8年ぶりの公開です。喜びの表情にあふれる人形たちの姿を、