PHOTO レポート

竹村京 「なんか空から降ってくるよ」  タカ・イシイギャラリー フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/08/16(火) - 10:49 に投稿
“Danae”, 2016, ink jet print on cotton cloth, synthetic cloth, 220 x 285 cm © Kei Takemura / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Tokyo  

「竹村京 「なんか空から降ってくるよ」」 タカ・イシイギャラリー フォトレポート

竹村京の個展「なんか空から降ってくるよ」のフォトレポートです。 福島原子力発電所の事故以来、青いと思っていた空や、色がないものと感じていた空気など、自身を取り巻く環境が一変したように感じたと竹村は言います。 4年ぶりの個展となる本展では、竹村自身初めての試みとなる写真の印画紙を用いた作品と共に、ギリシャ神話に登場する王女ダナエを描いたティツィアーノ・ヴェチェッリオの絵画への参照を含む作品などが展示されています。

「IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展」 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/08/18(木) - 18:35 に投稿

「IMPETUS AND MOVEMENTチカラとウゴキ展」 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」 フォトレポート

オーストリア・リンツ市の世界的なクリエイティブ・文化機関「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーション企画第6弾「IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展」が開催。 世界で活躍する3人の日本人アーティストが参加し、アーティストたちが着想した「目に見えないチカラ」、自然やモノ、テクノロジーを「目に見えるウゴキ」(作品)にしています。 会場がナレッジキャピタルなので、イノベーションの要素も一つのテーマになっています。 会期中にはアーティストやアルスエレクトロニカのメンバーによるトークセッションや、インタラクティブに動く絵画「Animated Drawing」を作るワークショップもあります。 アーティストの脇田玲さんは、柳宗理《バタフライスツール》やチャールズ & レイ・イームズ《La Chaise》などのまわりに起こるであろう空気の流れを計算し、ビジュアル化しています。今後、形だけでなく美しい流体のイスなども出てくるかもしれないですね。

「感覚のあそび場―岩崎貴宏×久門剛史」 京都芸術センター フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/08/31(水) - 13:08 に投稿

「感覚のあそび場―岩崎貴宏×久門剛史」 京都芸術センター フォトレポート

京都芸術センターで開催中の、子どもから大人まで楽しめる「感覚のあそび場―岩崎貴宏×久門剛史」 展のフォトレポートです。 歯ブラシや缶詰、鏡、光、音など、日常的なモノや現象を用いて、アーティストの想像力によって全く別の体感が出来る空間にしつらえられています。 岩崎貴宏は第57回ヴェネチア・ビエンナーレの出品作家に選ばれていますし、久門剛史はVOCA展2016の大賞であるVOCA賞を受賞しています。 今、注目されるアーティストの二人展を是非ご堪能ください。 感覚のあそび場―岩崎貴宏×久門剛史 会  期 :2016年7月26日 (火)~9月11日 (日) 参加アーティスト:岩崎貴宏、久門剛史 会  場 :京都芸術センター WEB :http://www.kac.or.jp/events/18918/ 「感覚のあそび場―岩崎貴宏×久門剛史」フォトレポート 撮影:来田 猛
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「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016」 フォトレポート

松宮 宏2016/09/16(金) - 03:00 に投稿

松宮宏@小説家です。 かって気ままにアートをリポートします。

やっぱり自然はいいなあ、神戸は六甲山がいいなあ、山にアートがあるのがいいなあ。
ということで六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016、はじまりました。
開催場所は海抜900mあたり。神戸ダウンタウンより5~6℃気温が低い。風は清々しい。 高山植物いっぱい、芝生いっぱい、酸素いっぱい。
作品説明を見て、疑問があったら作家をつかまえて質問。「ふうん、そういうことなのね」。作り手には作品に込めた想いがあるでしょうが、どう思うかは鑑賞者の勝手。想いが素直に伝わって幸せ、「ぜんぜんわからない」と言いながら、「おや?」と、意外な発見があって幸せ。どっちもあり。

こういう環境で制作して設置するんだから、作家も自然にどう寄りそうか考える。
素材、色、仕様を工夫し、地べたに、木の幹に、そっと置く。
自然に溶けこむアート。自然の中で日々朽ちてゆく。
それがどういう意味を持つか、それも含めてアート。
ひとりで作品に対峙したり、家族で笑ったり、どう感じるかは、鑑賞者の自由。
お気にめすまま。