メディアアート

奈良市美術館で初の映像展示!<br>映像作家 林勇気展「ANIMATION(アニメーション)」開催

ARTLOGUE 編集部2019/12/29(日) - 11:19 に投稿

観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」5 階に位置する奈良市美術館。

2019年度、美術館を無料で開放し、こどもから大人まで現代芸術の展覧会を通して、日常の見え方や感じ方に変化を与える鑑賞体験を提案する「オープン・ミュージアム・プロジェクト」を展開しています。今回ご紹介するのは、その初回となる、映像作家林勇気展「ANIMATION(アニメーション)」です。奈良市美術館〈初〉となる映像の展覧会でもあります。

「ANIMATION」の語源は「anima(アニマ)」。展覧会では、この言葉が持つ精神、生命といった意味から映像のあり方の問い直しを試みています。無数の写真を素材に、モニターやデバイスなどで現実世界とつながる「もうひとつの世界」をテーマに制作された作品の数々は、画面の向こう側で起こるコミュニケーションなどの事象を描き出し、私たちの眼前に立ち現れる世界とは何かを鋭くダイナミックに問いかけます。
 

第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品展

ARTLOGUE 編集部2019/06/01(土) - 02:30 に投稿
文化庁では「第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」を2019年6月1日(土)から6月16日(日)の16日間、東京・お台場の日本科学未来館を中心に開催します。 アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に世界102の国と地域から4,384作品の応募がありました。受賞作品展では、多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績を一堂に展示するとともに、シンポジウムやトークイベント、ワークショップ等の関連イベントを実施します。国内外の多彩なクリエイターやアーティストが集い、“時代(いま)を映す”メディア芸術作品を体験できる貴重な16日間です。

SICF20<br>第20回 Spiral Independent Creators Festival

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 16:28 に投稿

スパイラルで、若手クリエイターの発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバル「SICF20」(第20回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)を2019年5月1日(水・祝)~5月6日(月・振替)が開催されます。

ブース出展部門「EXHIBITION」およびパフォーマンス部門「PLAY」の2部門から成るSICFでは、公募によって選出された、両部門合わせて170組もの気鋭の若手クリエイターが一堂に会し、立体・インスタレーション、メディアアート、写真、絵画、ファッション、プロダクトデザイン、パフォーマンスやそれら既存のジャンルに捕われない作品を発表し、活発なプレゼンテーションを展開します。

会期の最後には審査員により、優秀作品にグランプリ、準グランプリ、各審査員賞を、来場者の投票により、オーディエンス賞を授与します。グランプリ受賞者には顕彰として、スパイラルでの個展開催の機会が与えられます。

東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.4がエントリー受付開始

ARTLOGUE 編集部2019/03/22(金) - 15:12 に投稿

若き空間映像クリエイターを対象とした日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテスト「東京国際プロジェクションマッピングアワード」は、4回目の開催を迎える今年、①調和/Unity ②スポーツ/Sports の2つのテーマを設け、それに沿った作品を募集しています。

4年に1度開催される世界的なスポーツの祭典を翌年に控え、スポーツを通じた平和な世界の精神から想起し、「調和」と「スポーツ」、2つのテーマをクリエイターに問うものとしました。若きクリエイターがこれらテーマを通じて「持続可能な社会」について考え、表現することを期待するものです。テーマは選択式となりますのでどちらか1つを選んでのエントリーとなります。

 本アワードは海外のクリエイターへも広く門戸を開いています。さまざまな視点や考え方が表現された作品を募集し、一同に会することで、国内外の若手クリエイターたちの文化交流の促進に寄与できるよう支援しています。書類審査を勝ち抜いたチームに向けた制作ワークショップと東京ビッグサイトにて行われる上映会・最終審査など若き才能に制作・発表の場を提供します。

エントリー受付は 6月14日(金)までとなっています。

KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 21:19 に投稿

「アート×サイエンス・テクノロジー」をテーマとし、京都の文化資源を活かして文化芸術の新たな可能性・価値を問う新しい形態のフェスティバル「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-2020」がオリンピックイヤーである2020年春に開催されます。

そのプレ事業として、2020年に向けた様々なプレビュー等で構成される「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue」が、2019年3月、岡崎エリアをメインとした京都市内で行われます。
 

▶「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue」プログラムダウンロード



※詳細や最新情報はこちらからご確認ください。

マリタ・リウリア展「Golden Age」

ARTLOGUE 編集部2018/12/04(火) - 17:05 に投稿

アートとリサーチの取り合わせ、文学的思考とビジュアルアーツの結びつき、テクノロジーへの飽くなき探求心、性差への問い。マリタ・リウリア(Marita Liulia)は、美術史上にないものを創造したいという情熱のもと、唯一無二の世界観を確立し、常にフィンランド現代美術界の第一線を走ってきました。時代に即した表現を試みる彼女の作品は、メディアアート、絵画、写真、インスタレーション、ステージパフォーマンス、ショートフィルム、書籍、ゲームなど広範に及びますが「境界を超えること(Crossing Boundaries)」が全ての作品に通底し、自身の内的世界を探る多様なテーマに挑んできました。1990年代には世界に先駆けメディアアート作品を発表し国際的に評価され、2000年以降彼女の創作はより精神世界に入り込み、生きるすべや宗教観に焦点を当てています。

「IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展」 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/08/18(木) - 18:35 に投稿

「IMPETUS AND MOVEMENTチカラとウゴキ展」 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」 フォトレポート

オーストリア・リンツ市の世界的なクリエイティブ・文化機関「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーション企画第6弾「IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展」が開催。 世界で活躍する3人の日本人アーティストが参加し、アーティストたちが着想した「目に見えないチカラ」、自然やモノ、テクノロジーを「目に見えるウゴキ」(作品)にしています。 会場がナレッジキャピタルなので、イノベーションの要素も一つのテーマになっています。 会期中にはアーティストやアルスエレクトロニカのメンバーによるトークセッションや、インタラクティブに動く絵画「Animated Drawing」を作るワークショップもあります。 アーティストの脇田玲さんは、柳宗理《バタフライスツール》やチャールズ & レイ・イームズ《La Chaise》などのまわりに起こるであろう空気の流れを計算し、ビジュアル化しています。今後、形だけでなく美しい流体のイスなども出てくるかもしれないですね。