京都府

参加者募集!緑豊かな「茶源郷」で過ごすアーティスト・イン・レジデンス「京都:Re-Search 2019 in 和束」

ARTLOGUE 編集部2019/06/18(火) - 10:52 に投稿

鮮やかな緑の茶畑が段々と続く風景で知られる京都府和束町。
その光景から「茶源郷」と親しまれています。

そんな和束町で実施されるアーティスト・イン・レジデンス事業、「京都:Re-Search 2019 in 和束」が参加者を募集中です。

こちらのプログラムは、2019年8月26日から9月8日の14日間和束町に滞在し、参加者それぞれのテーマに沿って和束の風土や歴史等をリサーチ、そこでの発見を活かしたアートプロジェクトや作品プランの構想を立てるというもの。次年度に予定されている和束町での展覧会で、それらの実現を目指します。

なお、滞在中のアーティストによるリサーチの模様はアーカイブ化され、ウェブサイトやSNS上で誰でもアクセスできるとのこと。そこから、アートの視点で切り取った新たな地域のドキュメントも作成されるのだそうです。

滞在中には、アーティストのYukawa-Nakayasuさん、台湾ビエンナーレ2018キュレーターの Gong Jow-Jiunさん、アーティストで映像作家でもある藤井光さんが講師を務め、リサーチの手法を学ぶワークショップ等、充実したプログラムもご用意。

フォーラム「芸術と労働」

ARTLOGUE 編集部2018/10/24(水) - 19:01 に投稿

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では本年度、「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を京都市より受託、実施しています。本事業では文化芸術を通して社会的な課題の緩和・解決に取り組む事例のリサーチにもとづき、文化芸術と社会課題をつなぐコーディネーターの人材育成や、文化芸術の取組に着手しようとする際の相談先窓口の在り方などの企画、準備を行い、来年度以降の事業開始につなげていきます。

このたび、その一環として「共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」と題した連続講座(全7 回予定)の第6回講座である、フォーラム「芸術と労働」を下記のように実施します。

 

【講座概要】
・フォーラム「芸術と労働」
長時間労働、低賃金、非正規雇用、やりがい搾取、さまざまなハラスメント。アートに関連する労働環境の問題について、語られることが増えてきています。このフォーラムでは、芸術、労働、社会との関係を考察し、これから先の社会において求められる意識、行動を来場者と共に考えます。

 

ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019

ARTLOGUE 編集部2018/10/24(水) - 02:30 に投稿
歴史ある京都を舞台に現代アートが出品される「ARTISTS' FAIR KYOTO 2019」が2018年に続き2019年も開催。 本イベントは、アーティストが自ら市場開拓に挑み、文化と経済を繋ぐ試みとして、既存のアートフェアの枠組みを超えたこれまでにないスタイルのアートフェアです。

ALLNIGHT HAPS 2018 後期「信仰」

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 18:45 に投稿

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では、2018年11月23日(金・祝)より、アーティスト・谷澤紗和子の企画によるALLNIGHT HAPS2018 後期「信仰」を開催します。

妄想する力を拡張することをテーマに作品制作を行うアーティストの谷澤紗和子による本企画は、世界と関わって生きていくための拠り所である「信仰」がもたらす創造性やそれに伴う危うさ、強さと儚さについて再考するものです。本展では、碓井ゆい、温田山、谷澤と小説家の藤野可織のコラボレーションという3組の作家による作品を展示します。
 

空白より感得する / From blanks to Sensitivity

ARTLOGUE 編集部2018/10/22(月) - 12:38 に投稿

【開催によせて】

本展覧会は、空気や水、そしてテクノロジーも自然の一部と捉えられる現代において、自然環境を捉え直す芸術的な試みである。企画の軸として、ブーメランに始まる物理学研究の傍ら、80年代初頭からテクノロジーを通じて自然現象を鋭敏に捉える先駆的な活動を行ってきたフェリックス・ヘスの20年ぶりの日本招聘を行い、その思想に共鳴する世代を超えた作家達による場を結実させる。

 

 

演劇ユニット「N₂ / エヌツー」、観客と呼応する演劇プログラム「避暑地」を開催!!

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 20:52 に投稿


劇作家・杉本奈月と舞台美術・秋山真梨子からなる「
N₂ / エヌツー」は、8月3日(金)~8日(水)、京都の studio seedboxにて、公演・終演後のフィードバック・オープンスタジオで構成される演劇プログラム「避暑地」を開催します。

実験的でありながらも表現者と観客が呼応する「避暑地」に是非足をお運びください。

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N₂ / エヌツー
|| studio seedbox〈避暑地〉
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■処女戯曲の翻訳と複製 Fig.2『桜紙』(再演)
演出 = 杉本奈月 / 出演 = 前田愛美

大阪と京都、物語とポストドラマのあいだを行き来しながら立ちあげられた、処女戯曲の翻訳と複製 "Fig." では上演が "語り" のみで構成されています。

生誕110年 東山魁夷展

ARTLOGUE 編集部2018/06/18(月) - 18:00 に投稿

東山魁夷(1908-1999)の生誕110年を記念した展覧会を開催します。
東山魁夷は、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。

明治41年(1908)、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった試練に見舞われますが、そうした苦難のなか風景の美しさに開眼し、戦後はおもに日展を舞台に名作を数多く発表しました。

本展では、代表作《残照》《道》《緑響く》のほか、ヨーロッパや京都の古都の面影を描いた風景画など本画約70点と習作により、戦後の日本を代表する国民的画家と謳われた東山魁夷の画業の全貌をたどります。また構想から完成までに10年を要した東山芸術の記念碑的大作奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)を再現展示します。御影堂の修理に伴い、障壁画も今後数年間は現地でも見ることができないため、御影堂内部をほぼそのままに間近に見ることができる大変貴重な機会となります。京都での開催は30年ぶり、東京では10年ぶりの本格的な大回顧展です。

 

「サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝―江戸の名品勢揃い―」展

ARTLOGUE 編集部2018/06/19(火) - 10:37 に投稿

米国サンタフェ(ニューメキシコ州)在住のリー・ダークス氏は、空軍士官として日本に駐留したのを契機に日本文化に関心を持ち、浮世絵版画の名品を収集してきました。本展覧会では、浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎や歌川広重など代表的な浮世絵師の優品のみを集めたダークス氏のコレクションを、全国五会場で初公開します。
※京都展は前期(七月三日〜八月五日)・後期(八月八日〜九月三〇日)で全点展示替えをします。

 

展覧会監修者 永田生慈氏からのメッセージ

いま公開される珠玉のリー・ダークス浮世絵コレクション 華麗な浮世絵二〇〇年の系譜

顧 剣亨 個展「霧霾 Wu-Mai」

ARTLOGUE 編集部2018/06/20(水) - 11:05 に投稿

顧 剣亨(GU-Kenryou)は京都で生まれ上海で育ちました、京都造形芸術大学現代美術・写真コースで学び大学在学中にフランスアルルの国立高等学校へ留学、現在東京を拠点に活動しています。

4年前から始めた今作品のシリーズ「霧霾(Wu-Mai)」は中国語で黄砂現象を表す言葉でしたが現在はスモッグやPM2.5と同様の意味を持つようになりました。真っ白く霧がかった彼の写真作品は、中国伝統の山水画の様に見えますが実際は大気汚染によって霞がかっており、霧霾の中で何気なく続けられている人々の生活が見えてきます。
時間の流れと共に人々の霧霾への関心の薄れ、当たり前のようになってしまった人々の生活の中から彼の作品は健康にまで害を及ぼす大気汚染を美しい形で切り取り現代の山水画として視覚化し忠実に写しだします。

2018年のKG+アワード(KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭サテライトイベント)ではグランプリにも選ばれ今後益々の活躍が期待される顧 剣亨の個展、是非この機会にご高覧頂ければ幸いに存じます。

 

生誕150年 横山大観展

ARTLOGUE 編集部2018/05/22(火) - 06:50 に投稿
「白衣観音」   1908年、横山大観、個人蔵

 

オール大観

代表作を網羅した10年ぶりの生誕記念大回顧展です。

 

横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念し、展覧会を開催します。
東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。西洋からさまざまなものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試み、また主題についても従来の定型をかるがると脱してみせました。やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。
本展では、40メートル超で日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)や《夜桜》《紅葉》をはじめとする代表作に、数々の新出作品や習作などの資料をあわせて展示し、制作の過程から彼の芸術の本質を改めて探ります。
総出品数約90点を展観する大回顧展です。