フォーラム「芸術と労働」

ARTLOGUE 編集部2018/10/24(水) - 19:01 に投稿

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では本年度、「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を京都市より受託、実施しています。本事業では文化芸術を通して社会的な課題の緩和・解決に取り組む事例のリサーチにもとづき、文化芸術と社会課題をつなぐコーディネーターの人材育成や、文化芸術の取組に着手しようとする際の相談先窓口の在り方などの企画、準備を行い、来年度以降の事業開始につなげていきます。

このたび、その一環として「共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」と題した連続講座(全7 回予定)の第6回講座である、フォーラム「芸術と労働」を下記のように実施します。

 

【講座概要】
・フォーラム「芸術と労働」
長時間労働、低賃金、非正規雇用、やりがい搾取、さまざまなハラスメント。アートに関連する労働環境の問題について、語られることが増えてきています。このフォーラムでは、芸術、労働、社会との関係を考察し、これから先の社会において求められる意識、行動を来場者と共に考えます。

 

日 時:2018年11月23日(金・祝)15:00~17:00 
会 場:京都芸術センター1階 フリースペース 
定 員:先着100名、参加無料・要申込み(申込み締切り:11/22) 
登 壇:白川昌生、三輪晃義、吉澤弥生
進 行:樋口貞幸


【申込み方法】
HAPSウェブサイトの申込みフォーム、Eメール、FAX、電話いずれかの方法によりお申込みください。お申込みの際は、①受講希望の講座名 / ②氏名(ふりがな)/ ③電話番号 / ④メールアドレス / ⑤年齢 / ⑥受講動機をお伝えください。

 

※本講座は京都精華大学主催「芸術実践と人権 – マイノリティ、公平性、合意について」の第8回にあたります。京都精華大学にて受講、ご予約済みの方はお申込みの必要はありません。

 

 

【プロフィール】
●白川 昌生(しらかわ よしお)
美術家。国立デュッセルドルフ美術大学卒業(マイスター)。1970年代にフランスおよびドイツで哲学と美術を学ぶ。1983年に帰国し、1993年に地域とアートをつなぐ美術活動団体「場所・群馬」を創設。美術家としての活動の他に評論執筆活動も盛んに行う。2018年3月、白川昌生+杉田敦・編『芸術と労働』(水声社)を発刊。

 

●三輪 晃義(みわ あきよし)
弁護士。1980年大阪生まれ。のぞみ共同法律事務所にて勤務。主な取扱い分野は労働事件・民事事件。日本弁護士連合会・LGBTの権利に関するPT、LGBT支援法律家ネットワーク、大阪労働者弁護団、連合大阪法曹団に所属し、LGBTや労働問題に関する活動を行っている。

 

●吉澤 弥生(よしざわ やよい)
共立女子大学文芸学部教授、NPO法人地域文化に関する情報とプロジェクト[recip]理事、NPO法人アートNPOリンク理事。専門は芸術社会学。『芸術と労働』(水声社)に「アートマネジメントと、非物質的労働の価値」を寄稿。近著に「芸術生産の現場から考える-労働・キャリア・マネジメント」(藤井光との対談)、『社会の芸術/芸術という社会』(フィルムアート社)他。

 

●樋口 貞幸(ひぐち さだゆき)
アート・アドミニストレーター。オフィス・へなちょこ主宰。公益財団法人沖縄県文化振興会(沖縄アーツカウンシル)チーフプログラムオフィサー(非常勤)。アートスペース、民間小劇場、アートNPOの中間支援団体での事務局勤務を経て現職。現在もフリーランスの立場でアートプロジェクトの事務局やNPOの監査を務める。

開催期間
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フォーラム「芸術と労働」京都芸術センター
展覧会ジャンル
イベント
アクセス数
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