美術館

尾州徳川の花相撲  帝もサムライも熱中!いとしの植物たち

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:38 に投稿
奈良・平安時代の宮中で行われた天覧相撲「相撲節会(すまひのせちえ)」では、東方力士が勝利すると朝日を受けて咲く葵の花を、西方力士が勝つと夕日を受けて咲く夕顔(ひょうたん)の花を、それぞれの髪に差して退場。力士たちはそれらを褒美として受け取り、花を衣類や食料品に交換したと伝わり、花相撲の名の由来はこの時代にさかのぼります

広重没後160年記念 めいしょ広重 同時開催:しずおか二峠六宿

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:38 に投稿
多くの名所を描いた浮世絵師、歌川広重。広重没後160年を記念する本展では、広重が数多く残した名所絵の中から、「富士山」「東海道」「江戸」を描いた作品を会期ごとにご紹介します。江戸の人々が親しんだ広重の「めいしょ」を、存分にお楽しみください。 同時開催:しずおか二峠六宿 静岡市内を通る東海道上の二つの峠(薩埵峠・宇津ノ

芹沢銈介のイラストレーション

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:38 に投稿
芹沢銈介はイラストレーションの名手でもあります。もともと優れた画才があった芹沢ですが、デザインを学び、20代後半から染色を手掛けたことで、表現の幅が広がり、独自のスタイルを築いていきました。その成果は、雑誌や単行本の小間絵、連載小説の挿絵といった、イラストレーションに凝縮されています。この企画展では、肉筆、型染などの多

特別展 藤森照信 展 秋野不矩美術館 開館20周年記念

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
秋野不矩美術館開館20周年を記念し、当館を始め多数の建築設計を手掛けている建築家・建築史家、藤森照信(ふじもり てるのぶ、1946-)の仕事を紹介する特別展を開催します。 長野県諏訪郡宮川村(現・茅野市)に生まれ、建築史家として、近代建築史・都市史の研究や、建築探偵団・路上観察学会などの活動を展開する傍ら、1991(平

歌麿とその時代  浮世絵黄金期の輝き

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
江戸時代後期、庶民の大衆芸術であった浮世絵がめざましく発展しました。寛政期(1789〜1801年)には「美人画」を代表する絵師、喜多川歌麿が登場します。上半身をクローズアップして描く「美人大首絵」を確立した歌麿は、女性の仕草や表情を繊細に描写するだけでなく、色香や内面までも見事に表現して美人画の第一人者と謳われました。

江戸にあそび、街道をゆく―北斎・広重競べ― 和泉市久保惣記念美術館の浮世絵版画コレクションより

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
同時代に生きた二人の天才絵師 葛飾北斎(1760-1849)と歌川広重(1797-1858)は江戸後期に活躍した浮世絵師です。北斎は大胆な構図で富士の雄姿をとらえ、広重は繊細な感性で季節のうつろいを叙情豊かに描き、ともに風景の分野で熱狂的な人気を博しました。 本展は、大阪・和泉市久保惣記念美術館所蔵の6,000点を超

フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
ヨーロッパ磁器の最高峰の一つ、セーヴル磁器。1740年、フランス国王ルイ15世(1710-74)の庇護を受け、パリ東端のヴァンセンヌに誕生した軟質磁器工房が、西端のセーヴルへ移転して王立磁器製作所となったことに始まります。本展は18世紀から19世紀に王侯貴族を魅了し、アール・ヌーヴォー、アール・デコの時代を経て、今なお

幕末狩野派展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
本展では、明治150年を記念して、明治維新を境に日本絵画史が大きく転換する前の状況に注目し、幕末に活躍した狩野派の絵師たちをご紹介します。 室町時代から続く長い狩野派の歴史のなかで培われた技術や知識を駆使し、時代にあわせて新しい表現をとり入れた幕末狩野派の絵師たちの作品は、気品と清新な魅力にあふれています。近年、江戸時

六田知弘写真展 壁―ヒミツノアリカ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
六田知弘は1956年奈良県生まれ。1980年早稲田大学教育学部卒業。1982年よりネパールヒマラヤ山中のシェルパ村に暮らして撮影。1988年最初の個展「ひかりの素足ーシェルパ」を開催。以降、「自然や宇宙との根源的なつながり」を遠くに探りながら、モノ、人物、風景、建築、道、石など様々な事象を対象に撮影し、写真展や出版を通

没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界 開館45周年記念展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:37 に投稿
フランスで画家としての地位を確立した藤田は、絵画だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組みました。ヨーロッパでは挿絵本の歴史は古く、書物としてだけでなく芸術作品としての価値も有していました。特に19世紀後半から20世紀にかけて、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていました。藤田がパリに渡った当時のヨーロッパ