芹沢銈介はイラストレーションの名手でもあります。もともと優れた画才があった芹沢ですが、デザインを学び、20代後半から染色を手掛けたことで、表現の幅が広がり、独自のスタイルを築いていきました。その成果は、雑誌や単行本の小間絵、連載小説の挿絵といった、イラストレーションに凝縮されています。この企画展では、肉筆、型染などの多彩な手法を駆使し、人物、自然、風景、歴史上の出来事、童話の世界、現代の暮らしに至るまで、見事に表現した芹沢の作品150点を展示します。
また、展示室の後半3室には、芹沢銈介の収集品の中から、芹沢の収集の原点でもある日本の小絵馬など、人々の祈りが込められた世界の絵画絵画100点をご紹介します。
開催期間
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上位美術館・ギャラリー
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