六田知弘は1956年奈良県生まれ。1980年早稲田大学教育学部卒業。1982年よりネパールヒマラヤ山中のシェルパ村に暮らして撮影。1988年最初の個展「ひかりの素足ーシェルパ」を開催。以降、「自然や宇宙との根源的なつながり」を遠くに探りながら、モノ、人物、風景、建築、道、石など様々な事象を対象に撮影し、写真展や出版を通じて発表しています。
六田は、東西を間わず対象となった事物には、その時代に生きた人の思いが込められている言います。今回のテーマ「壁」には、朽ち果てて補修をするという繰り返しのなかに、その時代に生きた人々の思いが残ります。六田はその壁の記憶、‟ヒミツ”を、作品を通して紐解いていきます。
本展では「壁」をテーマとした選りすぐりの作品51点を展示します。六田知弘による壁の持つ不思議な世界をご堪能ください。
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