芸術祭

「Study:大阪関西国際芸術祭 2023 」が参加&アーティストを先行公開!公式プログラムのアートフェアでは西日本最大級規模で、オンライン活用のハイブリッド開催が決定!!

菊池弘美2022/08/21(日) - 12:15 に投稿

アート×ヒト×社会の関係性をStudyする(検証して学ぶ)「Study:大阪関西国際芸術祭」。2023年1月28日(土)~2月13日(月)開催の、第2回目「Study:大阪関西国際芸術祭 2023 」では、以下のキュレーター、アーティストを迎え、船場エクセルビルをはじめ大阪市内の多様なエリアでプログラムを展開します。


■参加キュレーター&アーティスト 先行公開リスト(予定含む)
(五十音順)

〈キュレーター〉
加須屋明子、沓名美和、四方幸子、丹原健翔、パヴェウ・パフチャレク、藪本雄登

2025万博を射程にいよいよ『Study: 大阪関西国際芸術祭』開幕!

菊池弘美2022/01/27(木) - 16:38 に投稿

「Study: 大阪関西国際芸術祭」が本日1月28日より開幕いたしました。「Study:大阪関西国際芸術祭」は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、ソーシャルインパクト(文化芸術経済活性化や社会課題の顕在化、SDGs など)をテーマとした、世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」の開催を目指すにあたり、それらの実現可能性をスタディするための芸術祭です。2022年1月28日(金)~ 2月 13日(日)の17日間の開催です。

 

1月17日夕方に放送されたテレビ大阪「やさしいニュース」の当日の内覧会の様子はこちら
https://youtu.be/gAnY85osK9Q

プレスツアーの丁寧なレポートは美術手帖さんの記事でご覧いただけます
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/25142

 

「いちはらアート×ミックス2017」フォトレポート<br>会期:2017年4月8日~ 5月14日

ARTLOGUE 編集部2017/05/01(月) - 18:55 に投稿
豊福亮《美術室》 会場:IAAES[旧里見小学校] 撮影:Osamu Nakamura

首都圏近郊の千葉県市原市で開催する現代アートイベント「いちはらアート×ミックス」は、2014年に始まり、第2回となる今回は総勢31組のアーティストが参加します。

アーティストさんに教わりながら、自分でオリジナルの作品が作れるワークショップも開催!

さらに地元の人たちが中心となり市原の魅力を発信する「地域プロジェクト」が加わり、地元の素材を生かした作品や料理、地元の方の案内で隠れた名所を回る体験など市原の里山を十分に味えます。

里山トロッコ列車の運行や駅舎が国の有形文化財に登録されるなど盛り上がりを見せる小湊鐵道に乗れば、新緑の眩しい里山の景色も楽しむことができます。

この夏は芸術祭でアートダイエット! Walking「あいちトリエンナーレ2016」

羽田沙織2016/08/17(水) - 15:54 に投稿

愛知県美術館 大巻伸嗣《Echoes Infinityー永遠と一瞬》 アートはダイエットになる! 私が、『アートサプリウォーク』というアート×ウォークの講座を担当するようになって、まもなく半年が経とうとしています。 この半年間、講座の準備に下調べ、ロケハン、開催当日と、美術館やギャラリーにこれまで以上に足しげく通う生活を送っていたところ、ふと気が付くと、なんと体重が1キロ減っていたのです。 ダイエットを意識したことは全くなく、1日3食の食事に3時のおやつ、深夜のアイスクリームもやめることなく、です! なぜでしょうか? 思い返せば、この半年間、私は、知らず知らずのうちに毎日たくさん歩いていることに気が付きました。 美術館に行ったら、想像以上に歩いて疲れた。展示室内に用意されている椅子がありがたかった。 あなたにも、そんな経験はありませんか? そうなんです。美術館ってけっこう疲れるんです。 つまり、アートはダイエットになるんです! そこで、このコラムでは、わたくし羽田がおすすめのアートダイエットについてご紹介したいと思います。

継続は力なり アートダイエットの3つの掟

アートダイエットの掟 その1 1日1万歩を目標とする

北川フラムが提唱する“アートの効力”とはなにか 「越後妻有 大地の芸術祭の里」 レポート

石水典子2016/08/21(日) - 18:02 に投稿
昨年、出版された北川フラムさんの著書『ひらく美術: 地域と人間のつながりを取り戻す』(ちくま新書)によると、地域づくりにアートが効くと評価が高まったのは、2012年に行われた5回目の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を開催した頃だといいます。 北川フラムさんは、今年、3年に一度の開催で盛り上がりを見せる「瀬戸内国際芸術祭」や、現在、日本各地で行われているアートによる町おこしのパイオニア的存在の、越後妻有「大地の芸術祭」の総合ディレクターです。 同著によると、「大地の芸術祭」開催当初、現代アートによる地域おこしは理解を得にくく、「現代アートなんてせいぜい爆発だろう」、「この地域では受け入れられない。都会から来て何を言うか」と、北川さんは四面楚歌の状態だったといいます。それでも辛抱強く、地域の人と対話をし、芸術祭の内容をブラッシュアップしながら、魅力的な国際的な芸術祭にしていったのです。 地域再生としてのイベントなら、芸術祭が行われていない年にも客足がなくては成功とはいえません。昨年、芸術祭を終えた今だからこそ本来の姿が見られるのではないでしょうか。そこで2016年8月5日(金)から8月8日(月)まで、大地の芸術祭の里に訪れてみました。主要なスポットと作品の紹介も含めて、レポートしていきます。

「浅間国際フォトフェスティバル」

ARTLOGUE 編集部2018/09/25(火) - 12:23 に投稿

浅間国際フォトフェスティバルは、2018年8月11日から9月30日の期間、長野県御代田町にある旧メルシャン軽井沢美術館跡地を会場として開催される、他にはないユニークなフォトフェスティバルです。屋内外三十箇所以上に展示されたアートフォト作品は、御代田町の自然が調和し、今まで体験したことのないような五感で感じる写真の楽しみ方を提案します。

奈良・町家の芸術祭 はならぁと2017

ARTLOGUE 編集部2017/10/17(火) - 02:07 に投稿

はならぁと2017 開催概要

奈良・町家の芸術祭はならぁと』は、地域価値の発掘作業を通して、奈良県の豊かな文化や暮らしを過去から未来に繋ぐ、今ここから発信するアートプロジェクトです。美しい町並みの保存や貴重な町家の利活用など地域価値の維持・向上を目標とし、今年で7年目を迎え、これまでに、35件の空き町家が「はならぁと」開催によって店舗や移住先として利活用されました。

*はならぁとにおける「町家」の定義…地域独自の文化や人々の暮らしが記憶された建築物を指します。

「はならぁと」をきっかけとして、町家に現代の芸術が組み合わさることで、地域独自の文化及び暮らしを現代に受け継ぎ、再発見する機会とします。

 

■はならぁと こあ

宇陀松山エリア
開催日程 : 2017年10月21日(土)- 10月29日(日)
開催時間 : 10:00-16:00 入場無料(メイン会場/一部イベント有料)

キュレーター : hirvi[音楽家集団/代表:檜垣智也(音楽家)]
展覧会「音楽家の美術展—エクステンデッド・ミュージック宣言」

 

港都KOBE芸術祭

ARTLOGUE 編集部2017/10/12(木) - 02:19 に投稿

神戸が港とともに国際都市として発展した150年の歴史を踏まえ、“時を刻み、豊かな広がりへ”をテーマに、「港都KOBE芸術祭」が1か月にわたり開催されます。人気遊覧船「神戸シーバスファンタジー号」がアート鑑賞船として運航され、神戸のまち並みと六甲の山並みを背景に展示された、時間や気候により刻一刻とその表情を変化させる立体作品やインスタレーションを楽しむことができます。アジア最大級のビエンナーレである韓国・光州や、友好都市・天津市「フェイタイ芸術センター」からの作家による作品も出展予定です。大型客船が入港するポートターミナルや、空からの玄関口、神戸空港にも映像作品などが展示され、この秋、“ハイカラ神戸”ならではの芸術祭が展開します。

 

■神戸開港150年記念「港都KOBE芸術祭」 出展作家・やなぎみわさんによる作品展示とクロージング・イベント「世界の港へ贈るもの」開催!

1.やなぎみわさんによる作品「花鳥虹」の展示

展示会場:メリケンパーク

奥能登国際芸術祭2017

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:22 に投稿

芸術祭開催によせて

総合ディレクター 北川フラム

 

奥能登・珠洲は、能登半島の先端に位置し、周囲を日本海に囲まれた農山漁村です。黒潮(暖流)、親潮(寒流)がぶつかり、大陸からの季節風が海の水蒸気を含んで雨を降らし、外浦(北側)と内浦(南側)を有する独特の地勢も重なって、東西の植生が共存する豊かな植物・生物相につながっています。遣唐使、渤海使、北前船など、かつて日本海を舞台とした海上交易が盛んだったころ、さまざまな船が立ち寄り栄えましたが、海運から陸運に交通体系が変わったことで半島の先端という立地が弱点となり、過疎化が進行してきました。1954年に市制が施行した当時38,000人の人口は、現在では15,000人となっています。

珠洲は今までの価値観では日本列島のさいはての土地です。しかし日本各地の生活文化が集積し、そのあらわれである祭りはキリコ、曳山やヨバレの風習として今も残る日本文化の源流が湧き出ずる場所でもあります。それは今の時代、逆に希望のありかとしての特異点になるものです。

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:23 に投稿

ヨコハマトリエンナーレ2017

横浜トリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展です。
タイトルの[島][星座][ガラパゴス]は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。
いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱、ポピュリズムの台頭などで大きく揺れています。 
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」では、「接続」と「孤立」をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。

本トリエンナーレでは、アーティストを厳選し、その多くが複数作品を展示することで、小さな個展群が緩やかにつながり、星座あるいは多島海を形作るように展覧会を構成します。また、幅広い分野の専門家が参加する公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」を通して討論を重ねます。視覚と対話の両面から深くテーマを掘り下げ、「議論」や「共有・共生」の機会となることを目指します。

先行きの見えない複雑な時代に、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか。 多くの人々とともに考え、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。