名古屋市美術館

この秋、美術館が動物園に!? 動物を愛した彫刻家フランソワ・ポンポンの日本初の回顧展が開催中

遠藤 友香2021/11/02(火) - 17:43 に投稿

コロナ禍で外出することがなかなか難しい状況が続いていますが、ここ最近は感染者数がかなり減少傾向となっています。そのため、そろそろどこかへお出掛けしたいといった熱がムクムクと立ち込めている方も多いのではないでしょうか? 筆者自身、ワクチン接種の2回目が終わるまでは、取材に出掛けることを控えていましたが、ようやく取材に行くことが叶いました。今回訪れたのは、19世紀末から20世紀初頭にフランスで活躍した彫刻家フランソワ・ポンポンの日本初となる回顧展です。京都市京セラ美術館(京都)での夏開催の後、名古屋市美術館(愛知)にやってきました!

資金調達記念 美術館展覧会チケット大プレゼント! 総数140枚! 応募はシェアするだけ!

ARTLOGUE 編集部2018/06/13(水) - 19:12 に投稿

この度の資金調達を記念して、美術館展覧会チケットをなんと14展覧会、総数140枚をプレゼント!!
しかも応募はシェアするだけ!

https://www.artlogue.org/news-2018-06-12/

応募方法の詳細はこのページの最後に掲載しています。

 

チケットプレゼント対象展覧会

 

赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー
MIHO MUSEUM北館

https://www.artlogue.org/event/60/

 

草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて
松本市美術館

https://www.artlogue.org/event/yayoi-kusama-all-about-my-love/

 

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
名古屋市美術館

https://www.artlogue.org/event/77/

 

この夏は芸術祭でアートダイエット! Walking「あいちトリエンナーレ2016」

羽田沙織2016/08/17(水) - 15:54 に投稿

愛知県美術館 大巻伸嗣《Echoes Infinityー永遠と一瞬》 アートはダイエットになる! 私が、『アートサプリウォーク』というアート×ウォークの講座を担当するようになって、まもなく半年が経とうとしています。 この半年間、講座の準備に下調べ、ロケハン、開催当日と、美術館やギャラリーにこれまで以上に足しげく通う生活を送っていたところ、ふと気が付くと、なんと体重が1キロ減っていたのです。 ダイエットを意識したことは全くなく、1日3食の食事に3時のおやつ、深夜のアイスクリームもやめることなく、です! なぜでしょうか? 思い返せば、この半年間、私は、知らず知らずのうちに毎日たくさん歩いていることに気が付きました。 美術館に行ったら、想像以上に歩いて疲れた。展示室内に用意されている椅子がありがたかった。 あなたにも、そんな経験はありませんか? そうなんです。美術館ってけっこう疲れるんです。 つまり、アートはダイエットになるんです! そこで、このコラムでは、わたくし羽田がおすすめのアートダイエットについてご紹介したいと思います。

継続は力なり アートダイエットの3つの掟

アートダイエットの掟 その1 1日1万歩を目標とする

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/06/13(水) - 17:59 に投稿

スイスの大実業家エミール=ゲオルグ・ビュールレ(1890-1956年)は、生涯を通じ絵画蒐集に情熱を注いだ、傑出したコレクターとして知られています。17世紀のオランダ派から20世紀の巨匠に至る作品、とりわけ印象派・ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い、そのコレクションの質の高さゆえ、世界中の美術ファンから注目されています。

本展では、ビュールレ・コレクションからアングル、ドラクロワ、ドガ、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、ピカソら著名な作家の作品64点をご覧いただきますが、その内約半数が日本初公開です。特にモネ、ルノワール、セザンヌといった印象派・ポスト印象派の作家の傑作が含まれています。ビュールレ・コレクションが、ヨーロッパ以外にまとまって貸し出されたことはほとんどなく、2020年にはチューリヒ美術館に移され、管理されることが決まっています。本展はビュールレ・コレクションの全貌が日本で見られる最後の機会です。

高さ2メートル×幅4メートルの大作モネの《睡蓮の池、緑の反映》は、これまでスイス国外には一度も出たことがありませんでした。この門外不出といわれたモネの傑作「睡蓮」が見られる貴重な機会です。

モネ それからの100年

ARTLOGUE 編集部2018/05/19(土) - 12:52 に投稿

モネが現在パリのオランジュリー美術館の壁面を飾っている睡蓮の大作に取りかかるのは、ちょうど100年ほど前のことです。画家が没した翌年の1927年にこの睡蓮の壁画が公開された時、人々の反応は今では考えられないほど冷淡なものでした。それから20年余、あまりに時代に先んじていたモネの斬新な絵画表現は次第に理解者を増やし、今では現代美術の出発点として位置付けられています。戦後アメリカの抽象表現主義の作家たちはいうに及ばず、21世紀の今を生きる作家たちにとっても、モネは尽きることのない創造の泉として生き続けているのです。

この展覧会では、約90点の出品作品によって、印象派を超えて現在にまでつながるモネ芸術の深みと広がりを、彼の精神を受け継ぐ後世代の作家たちと比較検討することにより明らかにしていきます。またモネから現代へと向かう流れだけでなく、現代の視点からモネを見直すことにより、その新たな価値の発見を目指します。時代を超え、あらゆる人々を魅了し、刺激し続けるモネの絵画。現代美術との出会いによって再び覚醒する、この巨匠の永遠の魅力をお楽しみください。

 

眞島直子展 地ごく楽

ARTLOGUE 編集部2018/03/13(火) - 14:50 に投稿
《妖精》 2011年 個人蔵 (写真提供:ミヅマアートギャラリー)

 

名古屋出身の真島直子(1944- )は、白い大画面に鉛筆のみで細密描写を行う「鉛筆画」や、多色で鮮烈な印象を与えるオブジェによって、「地ごく楽」(地獄+極楽)の世界に生きる人間の本性を表現しています。本展では、〈地ごく楽〉シリーズなどの代表作品に初期作品と油彩画の近作を加えて、作家の創作の歩みを紹介します。本展は今日の日本を代表する作家として国内外で評価を受けている真島直子の郷里で開催されるはじめての大規模個展です。