美術書カタログ「defrag2」:今すぐ読みたい!書店員が本気で選んだ美術書カタログ290冊を収録

青い日記帳 2018/06/26(火) - 17:15 に投稿
丸善ジュンク堂書店が刊行した美術書カタログ「defrag2

もう入手されましたか。全国の丸善ジュンク堂書店店頭で2018年6月1日から無料で配布しています。

2013年に“書店員が本気で選んだ美術書カタログ”として刊行・無料配布された「defrag」(デフラグ)の第二弾です。

第12回 shiseido art egg 佐藤浩一 展

ARTLOGUE 編集部2018/06/26(火) - 14:45 に投稿
「Mutant Variations Ⅰ」 2017年

 

資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、一世紀にわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。

第12回目となる本年度は、全国各地より350件の応募をいただき、全体の7割以上を20-30代の方が占めました。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案されましたが、選考の結果、感性豊かな独自の視点から今日の世界を捉える3名、冨安由真(とみやすゆま)、佐藤浩一(さとうこういち)、宇多村英恵(うたむらはなえ)が入選となりました。入選者の個展を2018年6月8日(金)~8月26日(日)にかけて、それぞれ開催いたします。

 

■佐藤浩一 展 <映像>

2018年 7月6日(金)~7月29日(日) 21日間

第12回 shiseido art egg 冨安由真 展

ARTLOGUE 編集部2018/06/26(火) - 14:45 に投稿
In-between 2018年 冨安由真

 

資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、一世紀にわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

ARTLOGUE 編集部2018/06/26(火) - 12:14 に投稿

不思議な世界観と、モノクロームの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつアメリカの絵本作家エドワード・ゴーリー(1925~2000)。時に人を不安な気持ちにさせる不気味さとナンセンス、そして余韻を残す優雅なユーモア、ゴーリーの作品はミステリー小説のような物語と、押韻・造語・古語などを駆使した文章、そして細かく描かれた魅惑的なペン画によって多くの人々に愛され、日本でも『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』、『不幸な子供』などの絵本で高い人気を得ています。

とはいえ邦訳されている絵本は、ゴーリーというアーティストのほんの一面に過ぎません。彼自身が文章とイラストの両方を手がけた主著だけで100冊を超え、さらに、挿絵、舞台・衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、制作活動と才能は多岐にわたります。

本展では、ゴーリーの没後、各国を巡回した原画展を元に、個人コレクターの所蔵品を加え、貴重な原画・草稿・書籍などからゴーリーの多彩な制作活動をたどり、謎に満ちた優雅な秘密に迫ります。

 

世界最大級のアート・フェアなのに、超閉塞的なアート・バーゼルのお話

黒木杏紀2018/06/26(火) - 10:27 に投稿
Art Basel in Basel 2018 ©Art Basel

 

アート好きには言わずと知れた「アート・バーゼル」。

1970年から始まったスイス北西部の都市バーゼルで毎年開催されている世界最大規模のアートフェアです。先日617日に第49回目のアート・バーゼルバーゼルが終了しました。

内田百閒が愛した「風船画伯」。失恋で裸踊り?自由奔放なさみしん坊、無欲の版画家・谷中安規

nanchatic2018/06/24(日) - 18:34 に投稿
内田百閒 作/谷中安規 画『王様の背中』より

 

版画誌『白と黒』のもとで活躍した対照的な2人の天才版画家、棟方志功と谷中安規。貧乏を友としながら、着るもの食べるものに無頓着な「風船画伯」として内田百閒に愛され、終戦の翌年に49歳で餓死した版画家・谷中安規を紹介します。

 

一切固定なし!? 震度6の震災には耐えた、しかし人災には負けた。アニアス・ワイルダー個展「Until the End of Time」@ 大阪、アートコートギャラリー

ARTLOGUE 編集部2018/06/24(日) - 12:11 に投稿

アニアス・ワイルダー(Aeneas Wilder, 1967~)は1967年スコットランド、エディンバラに生まれました。1990年代後半からアーティスト活動を行っており、これまでにもベルギー・オランダ、イタリアなど世界各地でキャリアを重ねてきました。日本でも2003年に京都芸術センター〈アニアス・ワイルダー「転生−いつかみる風景」展〉、岩手県立美術館〈アニアス・ワイルダーの7日間〉をはじめ、青森、盛岡、名古屋、大阪、東京などで作品を発表しています。

アニアス・ワイルダーは、均一に製材された数千もの木片を、釘や接着剤など一切使用することなく木片を積み重ねるだけで巨大なインスタレーションを構築します。

チームラボ 学ぶ!未来の遊園地

ARTLOGUE 編集部2018/06/22(金) - 14:24 に投稿

世界600万人以上を動員!2018年の夏、

ついに、あべのハルカス美術館へ

チームラボ 学ぶ!未来の遊園地 開催

 

「花と共に生きる動物達」「グラフィティネイチャー - 山と谷」「巨大! つながるブロックのまち」他『チームラボ 学ぶ! 未来の遊園地』を、2018年7月13日(金)~9月2日(日)の期間、あべのハルカス美術館(大阪)にて開催いたします。『チームラボ 学ぶ! 未来の遊園地 』とは、共同的で創造的な人間になることをテーマにした教育プロジェクトです。これまでに大人から子どもまで楽しめる展覧会として、世界各地で開催され、累計600万人を達成。