京都造形芸術大学芸術館
京都造形芸術大学芸術館は、本学の収蔵作品を常設展示している博物館です。その主なものは、詩人の宗左近氏寄贈の縄文時代の土器、装身具、土偶などのコレクション約200点、考古学者・江上波夫氏寄贈のシルクロード沿道の工芸品約170点、 京都芸術短期大学の元学長である大江直吉氏の浮世絵師・豊原国周の作品約360点、伏見人形をはじめとする全国の土人形550点余りです。また、当館は博物館相当施設として認可されており、本学の通学・通信教育において博物館実習等にも活用されています。
京都大学総合博物館
京都大学には、過去100年間に収集・研究されてきた学術標本資料・教育資料が多数保存されてきた。その内容は、国宝・重要文化財やそれに準ずる文化財、あるいは国際的に貴重なタイプ標本など、文化史・自然史・技術史の各分野にわたる重要な資料であり、その豊かさは他の追随を許さないものである。京都大学総合博物館は、大学の各学部や研究所などに個別に保管されていたそれらの一次資料を適切な環境の下で集中的に保管・管理し、広く学内外の先端研究や教育において活用されることを促進し、かつ、その成果を一般に公開することを目的として設置されたものである。
京都府京都文化博物館
京都は、豊かな自然に恵まれた千年余の都として、優れた文化を育み日本文化の形成に大きな役割を果たしてきました。京都文化博物館は、京都の歴史と文化をわかりやすく紹介する総合的な文化施設として昭和63年(1988)に開館しました。そして平成23年(2011)、「ほんまもん」を体感できる博物館としてリニューアルし、新たな歩みをはじめました。4階での多彩な特別展のほか、2、3階の総合展示室では、京都ゆかりの優品を折々の企画にあわせて紹介していきます。また心地良い環境を整えた3階フィルムシアターでは京都府所蔵の名作映画を順次上映しています。 このほか、京都文化博物館には代表的な近代洋風建築として重要文化財の指定をうけた別館(旧日本銀行京都支店)
京都府立植物園
京都府立植物園は、京都市街北部の平坦地に位置し、東は比叡山、東山連峰を望み、西に加茂の清流、北は北山の峰々を背景とした景勝の地にあります。 大正6年(1917)に着工し、同13年(1924)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園しました。 第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、昭和21年(1946)から12年間連合軍に接収されました。このとき多くの樹木が伐採されるなど苦難の時代が続きましたが、昭和36年(1961)4月、憩いの場、教養の場としてその姿を一新し、再び公開しました。 再開後も園内整備事業を推進し、昭和45年(1970)に「日本の森」を、同56年(1981)には、「洋風庭園」を造成しました。平成
京都嵐山オルゴール博物館
ギド・リュージュはジャクリーヌ夫人と共に世界中を旅し、多くのオルゴールコレクターと親交を深めました。そして膨大な作品を収集することで知識とノウハウを蓄え、音楽や造詣を通じて古き良き時代の美意識や感性を学びました。アイデアに満ちたといわれるリュージュ社の製品は、そんな背景の中生まれたのです。当博物館では、その貴重なギド・リュージュのオルゴールコレクションを継承し、コレクション数約2,000点の中からヨーロッパの貴重な歴史的文化遺産とも云うべき作品も含めた約150点を厳選し、常時、展示・演奏しています。ギド、そしてマダム・リュージュとの運命的な出会い、コレクションの日本への旅立ちを前にシャンパングラスを手に暖炉の前で語られた深い情熱、自
教文館 ウェンライトホール
ウェンライトホールは地下鉄銀座駅から徒歩1分のアクセス、銀座通りに面したわかりやすい立地、十分なスペース、そして地域最安値クラスの料金など魅力的な貸しスペースです。各種講演会、展示会、立食パーティー、研修、セミナー、その他イベントなど様々な用途にご利用頂けます。
興福寺
法相宗の大本山として知られる興福寺。その前身は飛鳥の「厩坂寺」であり、さらにさかのぼると天智朝の山背国「山階寺」が起源となります。 その山階寺は、天智8年(669)に藤原鎌足が重い病気を患った際に、夫人である鏡女王が夫の回復を祈願して、釈迦三尊、四天王などの諸仏を安置するために造営したものと伝えられており、この名称は後世においても興福寺の別称として使われています。 その後、壬申の乱(672)ののち、飛鳥に都が戻った際に、山階寺も移建され、その地名を取って厩坂寺とされました。
郷さくら美術館 郡山
郷さくら美術館は、現代日本画をご覧頂くための専門美術館として、2006年10月に福島県郡山市に、2012年3月に東京の中目黒に東京館をオープンしました。当館では展覧会ごとにテーマを設定した「コレクション展」という形式で収蔵作品を一般公開しております。当館のコレクションは、昭和生まれの日本画家の作品を中心に収集されています。現代日本画に特化した両館が、より多くの皆様の現代日本画の魅力に触れて頂く<場>となると同時に、制作の現場でご活躍中の日本画家の支援に繋がる美術館活動となることを願っております。今後は、新たな才能の発掘・育成にも努めて参ります。
玉堂美術館
玉堂美術館は日本画壇の巨匠・川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して建てられました。自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われ、玉堂の愛してやまなかった御岳渓谷に美術館を建てよう、との声が上がり、皇后陛下をはじめ諸団体、地元有志、全国の玉堂ファンより多大の寄付が集まり、没後4年の昭和36年5月に早くも美術館が開館しました。玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しつつ、明治・大正・昭和の三代にわたって、日本学術文化の振興に貢献されました。展示作品は、15歳ごろの写生から84歳の絶筆まで幅広く展示されます。展示替は年7回行われ、その季節に見