早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(通称エンパク)は、1928(昭和3)年10月に設立されました。坪内逍遙は開館式で「よき演劇をつくり出すには、内外古今の劇に関する資料を蒐集し、整理し、これを比較研究することによって基礎をつくる必要がある」と述べたと伝えられています。その志を受け継ぎ、当館は今日に至るまで古今東西の貴重な資料を収集・保管・展示してきました。収蔵品は百万点を超え、アジアで唯一の、そして世界でも有数の演劇専門博物館として、演劇関係者、愛好家、研究者のみなさまに愛され、支えられてきました。 演劇はさまざまな要素からなる総合芸術です。そのため演劇関連の資料は、戯曲、台本、書籍、雑誌などの図書資料から、原稿、書簡、日記、記事、