ヘルナン・バス展 Hernan Bas Insects from Abroad

ARTLOGUE 編集部2018/01/31(水) - 02:48 に投稿
Hernan Bas - Unlike other members of his species, camouflage is not in his favour, 2017  
Acrylic on linen 127 x 101.6 cm

 

ペロタン東京は、アメリカのアーティスト、ヘルナン·バスの個展『異郷の昆虫たち』を開催いたします。本展は、近年国際的に注目を集めるバスの作品を日本で紹介する最初の展覧会であり、ギャラリー·ペロタンでの展示は6回目となります。
ヘルナン·バスは、1978年にアメリカ南部のフロリダ州マイアミで生まれ、同地で絵画を描き始めました。現在はカナダにほど近いデトロイトとマイアミを拠点として活動しています。

神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展

ARTLOGUE 編集部2018/01/31(水) - 01:29 に投稿
ジュゼッペ・アルチンボルド 《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》 1591年、
油彩・板、スコークロステル城、スウェーデン Skokloster Castle, Sweden

 

神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2 世の驚異の世界展

-天文、博物、そして芸術-

究極の趣味人のワンダーランド

 

プラハに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世(1552-1612)は、稀代の収集家として、また芸術の庇護者として知られています。16 世紀末から17 世紀初頭、彼の宮廷には世界各地から優れた人物たちが集結し、芸術作品、あるいは科学機器などのあらゆる優れた創作物、更には新たに発見された珍奇な自然物などが集められ、文字通り「驚異の部屋」と呼ぶべき膨大なコレクションが形成され、当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点ともなりました。

谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro

ARTLOGUE 編集部2018/01/28(日) - 00:47 に投稿
photo 深堀瑞穂

 

谷川俊太郎は1952年に詩集『二十億光年の孤独』で鮮烈なデビューを果たしました。感傷や情念とは距離をおく軽やかな作風は、戦後の詩壇に新風をもたらします。

「鉄腕アトム」の主題歌、『マザー・グースのうた』や、『ピーナッツ』の翻訳、市川崑監督による映画「東京オリンピック」の脚本、武満徹ら日本を代表する音楽家との協働などでも知られるように、幅広い仕事によって詩と言葉の可能性を拡げてきました。
86歳を迎えた現在も、わかりやすく、読み手一人一人の心に届くみずみずしい言葉によって、子どもからお年寄りまで、多くの人々を魅了し続けています。

ドーナツの穴だけ残して食べる。

長谷川新2018/01/19(金) - 15:27 に投稿
「やんばるアートフェスティバル2017-2018」で出品された、キュンチョメ《完璧なドーナツをつくる(仮)》

 

沖縄。12月。高尾くんとふたり、那覇空港から運営事務局に手配してもらったジープに乗って、「やんばるアートフェスティバル2017-2018」の会場へと向かう。

ジープには本芸術祭の出品作家・BAKIBAKIの柄がラッピングされていて、ふたりして得意げになりながらひた走る。無免許な筆者は高尾くんに頼りっきりだ。BAKIBAKI柄を初めて見たのは2015年の京都の木屋町にあるタバコ屋さんの2階だったんじゃないかと思う。当時近くのARTZONEで展覧会を企画していた筆者はBAKIBAKI柄を見上げながら何十本とタバコを吸い続けていた。

ARTISTS’ FAIR KYOTO

ARTLOGUE 編集部2018/01/10(水) - 14:27 に投稿

京都発!! アート・シンギュラリティー

既存の枠組みを超えたアートフェア

「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」開催

 

京都府とARTISTS' FAIR KYOTO実行委員会は、京都を舞台に現代アートにフォーカスした「ARTISTS' FAIR KYOTO(アーティスツ フェア キョウト)」を初開催します。

Moving Plants 渡邊 耕一展

ARTLOGUE 編集部2017/12/28(木) - 13:02 に投稿
資生堂ギャラリーでは、2018年1月13日(土)から3月25日(日)まで、渡邊 耕一の個展「Moving Plants」を開催します。渡邊は、10年以上の歳月をかけ「イタドリ」という雑草の姿を写真に撮り続けています。「スカンポ」とも呼ばれるこの植物は、日本各地に生息し、古来より薬草あるいは食材としても知られています。しかし、約200年前に、当時長崎に滞在したシーボルトによって園芸用のアイテムとして日本からヨーロッパに持ち出されたことをきっかけに、その強い生命力から世界各地に広まり、今日ではその土地の生態系を変えてしまうほど繁殖していることはあまり知られていません。
渡邊は、北海道の風景を撮影する中で「イタドリ」に偶然に出会って以来、この雑草の生態のあり様を具にリサーチし、自身の眼で確かめる旅を続けています。古今東西の植物の文献に当たりながら、現地の植物学者とも連絡を取り合い、これまでイギリス、オランダ、ポーランド、アメリカ合衆国などの藪の中へと分け入ってきました。

現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展

ARTLOGUE 編集部2017/12/28(木) - 03:22 に投稿

■概      要

原美術館は、1979 年日本における現代美術館の先がけとして開館しました。創立者・現館長の原俊 夫は、現代美術の発展と国際交流に情熱を傾け、様々な展覧会を開催する一方、コレクション活動に も力を注いできました。本展は、ひとつひとつ丹念に収集した 1950 年代以降の絵画、立体、写真、 映像、インスタレーションなど所蔵作品約 1000 点の中から、原が初めて自ら選びキュレーションす るコレクション展示です。1970 年代後半より 80 年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期、企 画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期の 2 期に分け、約 40 年に渡る原美術館 の活動の一端を紹介します。