特別展 オークラコレクション 古今の美を収集した、大倉父子の夢

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
明治維新による激助の時代、日本の近代化に貢献し、美術文化の保護・発展に寄与した実業家がいました。大倉喜八郎(1837-1928)は、その最も重要な人物のひとりです。喜八郎は、さまぎまな近代事業を展開した大実業家で、廃仏毀釈による寺院の荒廃、仏教美術品の散逸や海外流出を憂い、みずから日本・東洋の古美術を収集し、大正6年(

幕末の佐賀と学問 —明治維新への道

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
佐賀大学地域学歴史文化研究センターと佐賀大学美術館の共同開催で特別展「幕末の佐賀と学問―明治維新への道」を開催します。  幕末の日本では学問が大きく発展し、各地を遊学して同志と交際する書生の姿が当たり前のものになっていました。学問を通じて磨き上げた実力、新しい考え方や人的ネットワークが、志士たちによる明治維新の実現に

京都・仁和寺観音堂 千手観音像とその仲間たち 平成30年度特集展示

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
真言宗御室派総本山仁和寺は、仁和4年(888)の創建以来1130年の歴史を誇る京都有数の古刹です。 金堂の手前西側に建つ観音堂は延長6年(928)に建立され、現在の建物(重要文化財)は寛永21年(1644)に再建されました。ここは仁和寺で最重要儀式とされる「伝法灌頂」がおごそかに行われる重要な場所であり、内部は非公開

東方キリスト教との出会い 祈りのかたちとその拡がり

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
今回の展覧会は、初めてビザンティン以来の東方キリスト教の伝統に光を当てています。日本においては、幕末から明治期にかけて、亜使徒聖ニコライの働きにより、日本正教会の礎が築かれました。 東方キリスト教の伝統において、イエス・キリストやマリアを描いたイコン(聖像画)が深く崇敬されています。本展覧会では、ビザンティンの聖堂装飾

ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)はスロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年毎に開催される世界最大規模の絵本原画コンクールで芸術性が高い作品、実験的でユニークな作品が集まることで知られています。第26回を迎えた2017年9月のコン

特別展 浄土九州 九州の浄土教美術

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
日本人の生き方に深い影響を及ぼした浄土信仰は、今から約1000年前の平安時代、末法思想(まっぽうしそう)の流行とともに盛んになりました。その中心となった西方極楽浄士のほとけ、阿弥陀仏は苦しみの多いここの世に生きる人々の心の拠り所となり、様々なかたちにあらわされてきました。日本列島の酉に位置する九州にも長い浄土信仰の歴史

名画が奏でる8つのフーガ  青木・セザンヌ・ルノワールブリヂストン美術館コレクション展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
西洋の近現代美術、そして明治以降の日本洋画の記念碑的作品を所蔵する石橋財団。その名品の数々を、この夏、久留米市美術館で公開いたします。セザンヌ、モネ、ルノワール、九州では初の公開となるカイユボットといった印象派から、国の重要文化財である青木繁《わだつみのいろこの宮》、藤島武二《天平の面影》、そして、野見山暁治、ザオ・ウ

夏の特別展「へんてこモンスター~海から始まったその軌跡~」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:50 に投稿
これまで地球上には様々な生物が登場しましたが、その中にはとても奇妙な姿をしたものや、不思議な生態を持つものがたくさん含まれます。本特別展では、これらの奇妙な生物を展示し、生き残りをかけて様々な能力を身につけてきた生物の進化の歴史と多様性を紹介します。史上最大のイカとタコの下顎実物化石や、体長2.4mの巨大なタコの復元模