印象派への旅  海運王の夢  バレル・コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
産業革命期にイギリスの海港都市として繁栄したグラスゴー・その地に生まれ、海運業により莫大な財を築いたウィリアム・バレル(1861-1958)は、古今東西に及ぶ多彩な美術作品を収集し、自身で集めた秀逸なコレクションを愛でながら暮らしました。彼が築いたバレル・コレクション(The Burrell Collection)は、

生誕130年記念 旅する文人 小林和作(市制施行120周年記念展)

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
平成30年(2018)、尾道市は市制施行120周年の記念すべき年を迎えました。市制施行は、明治31年(1898)、その10年前の明治21年(1888)、8月14日、のちに尾道市の文化振興に深く関わり、名誉市民にも選ばれた画家・小林和作が、当時の山口県吉敷郡秋穂村(現 山口市)に生れました。 本展は、小林和作生誕130周

装身具から見た社会−南アジアのカーネリアン・ロードを巡って

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
有史以前から人類は珍しく希少な石を嗜好し、ビーズやペンダントとして身に着けてきました。その中でも半透明で赤く輝く紅玉髄と呼ばれる石は、時代、地域を問わず広く人類を魅了しています。紅玉髄は世界各地で採れますが、その中でも数千年間採掘、ビーズ加工が続けられている南アジアの事例を過去・現在に跨って紹介します。 時間:13:

人間にとってビーズとは何か?−つなぐ・かざる・みせる

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
わたしたちの祖先が、およそ10万年前に生み出して以来、世界の広範な地域で使用されているビーズ。人とのかかわりは「つなぐ」「かざる」「みせる」の三つに大別されます。その素材やかざり方は、文化や自然環境によってさまざまで、諸民族のあいだでは、儀礼に使い、社会的地位や民族のアイデンティティを示すなど、大きな役割を果たしてきました。地球に暮らす人びとの多様な営みを、ビーズをとおしてさぐります。

画業50年‟突破”記念 永井GO展

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
マンガ界の鬼才・永井豪。社会現象を巻き起こした「ハレンチ学園」、マンガ界の歴史に燦然と名を残す「デビルマン」、巨大ロボットマンガの金字塔「マジンガーZ」など、さまざまなジャンルの作品を世に送り出しました。これまでに発表した作品数は350を超え、その無限ともいえる創造力は、現在も留まることを知りません。 画業50年突破

浜松市博物館ができたころ―1979― テーマ展

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
浜松市博物館は、浜松の歴史的遺産を総合的に収集・保存・展示を行う博物館として、1979年4月7日に蜆塚遺跡のある蜆塚に開館しました。 浜松市博物館が開館した1979年の浜松では、東海道線の高架化が行われました。「平田の開かずの踏切」に象徴されるように、浜松の街は東海道線により南北に分断されていました。高架化により浜松の

花鳥風月 こころに響く美の世界 光ミュージアムの名品より

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
岐阜県高山市にある光ミュージアムは、平成11年4月に開設された、中部地区最大級の博物館・美術館の複合施設です。太古の化石資料から古代文明にまつわる遺物、古画、浮世絵、日本画、書、洋画、工芸、現代美術など、収蔵内容は多岐にわたります。なかでも、近代日本画・浮世絵・書を軸とする美術コレクションは、質・量ともに有数のコレクシ

モダン美人誕生-岡田三郎助と近代のよそおい

ARTLOGUE 編集部2018/09/11(火) - 02:30 に投稿
明治期から昭和初頭にかけて、日本ではファッションや美意識の一大変革が起こりました。開国後の急速な欧化政策により、江戸時代から続く伝統的な化粧や髪型、服装は次第に消え、西洋式のスタイルが取り入れられるようになります。また大正期には、女性の社会進出や大戦後の好景気にともない、モダンで華やかなファッションが求められ、新しい生