国際芸術祭「あいち2022」の主な会場が発表! 愛知芸術文化センター他、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)と全4会場で行い、会場間のヒエラルキーをなくす
「あいちトリエンナーレ」から名称と体制を大きく変えて、来年2022年7月30日(土)から10月10日(月・祝)までの73日間開催される「国際芸術祭『あいち2022』」。2021年5月25日(火)に開催されたオンライン記者会見で、森美術館館長であり、国際美術館会議(CIMAM)会長も務める片岡真実 芸術監督より、主要会場が発表されました。
「あいちトリエンナーレ」から名称と体制を大きく変えて、来年2022年7月30日(土)から10月10日(月・祝)までの73日間開催される「国際芸術祭『あいち2022』」。2021年5月25日(火)に開催されたオンライン記者会見で、森美術館館長であり、国際美術館会議(CIMAM)会長も務める片岡真実 芸術監督より、主要会場が発表されました。
現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA」は、東京・品川区天王洲にある「TERRADA Art Complex」内に続き、2拠点目となる新スペース「KOTARO NUKAGA(六本木)」を、2021年5月22日(土)に、東京・港区六本木のピラミデビル内にオープン! それを記念して、ギャラリーディレクターである額賀古太郎氏と、現代美術家の松山智一氏の対談形式によるプレス発表会が、5月18日(火)に開催されました。
世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からアート、デザイン、インテリア、ファッション、フードなど、様々なジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩な展示を行うデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO(デザイナート・トーキョー)」。
2017年に始まった、毎年秋に開催されるイベントで、昨年は世界中のイベントが中止・延期となる中、デザイナート・トーキョーは感染対策を徹底して開催されました。海外、また国内の来場が難しい方々のタッチポイントを拡大すべく、アーティストや企業による「プレゼンテーション動画」や「LIVE REPORT」、WEB上で3Dの展示会場や作品を鑑賞できる「オンライン展示」(協力:ARCHI HACHI)を導入するなど、開催以来最大のオンラインコンテンツを充実させ、フィジカルとデジタルを融合させた、ハイブリッドな分散回遊型イベントに。延べ14万人が来場し、オンラインアクセス約85万リーチ(合計約100万リーチ)という結果を出し、大変好評を博しました。
1984年に、滋賀県内唯一の公立美術館として開館した「滋賀県立近代美術館」。改修工事のため、2017年からの約4年間の休館を経て、2021年6月27日に「滋賀県立美術館」としてリニューアルオープンします。
今回は衆議院議員の浮島とも子さんをお招きし、日本の文化芸術に対する振興政策についてお話を伺いました。浮島さんは、2004年の参議院議員選挙で初当選されてから、これまで様々な役職を歴任し、文化芸術分野の推進に尽力されています。
インタビュアー:
浮島さんは、元々バレリーナをされていたとのことですが、これまでの経歴を教えてください。また、文化芸術の振興を志すきっかけはあったのでしょうか。
2020年、アートローグでは、いくつかの美術展の3DVRを制作し、今度はそのオンライン美術鑑賞のプラットフォームを立ち上げた。2021年1月、十和田市現代美術館の3DVRによる常設展の公開を体験してみて、気づいたのは、筆者もすでに同じシステムの恩恵を受けていたことである。すなわち、コロナ禍は美術館に大きな影響を与え、筆者が監修した世界各地のジャパンハウスを巡回する「WINDOWOLOGY(窓学)」展も直撃を受け、ロンドン会場は一年以上の延期、そしてロサンゼルス会場は一度もオープンせず、観客を入れないまま会期を終えたが、ホームページでは3DVRによって展覧会を公開したからだ(https://www.japanhousela.com/exhibitions/windowology/)。
気鋭のアーティスト 松山智一を始めとする国内外の先鋭的アーティストの作品を発信するギャラリー「KOTARO NUKAGA」にて、小林万里子の個展「オーバーストーリー」が、2021年4月17日(土)から5月22日(土)まで開催されます。
小林は、1987年大阪府生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、「生命の循環」を表現し続けています。幾重にも織りなされる色や形によって現れる混沌のイメージの中から、生命の本質的な姿を描き出すことを試みており、その確かな手仕事と揺るぎない世界観から、今最も注目を集めているアーティストのひとりです。
小林は、小さな疑問をきっかけに、自らを取り巻く世界そのものの成り立ちを紐解こうとするように作品を制作。例えば、身近な人や生物の生命の終わりに着目し、命の終わりを終焉ととらえず、新たな命の物語の始まりとして位置付けています。そこには、壮大な生命の営みへの畏敬の念や祈りにも似た小林の姿勢が垣間見えます。