ジャック・ケルアック「On the Road」とビート・ジェネレーション<br>書物からみるカウンターカルチャーの系譜
1957年にアメリカで出版され、今もなお「青春のバイブル」として世界中で愛読されている、ジャック・ケルアックの「On the Road(オン・ザ・ロード)」。ケルアックを中心とする「ビート・ジェネレーション」の作家たちは、50年代の物欲主義や抑圧された社会に文学の力で変化を起こし、戦後のカウンターカルチャーの導火線となりました。その魅力に迫る展覧会が、神戸市灘区のBBプラザ美術館で開催されています。8月8日(日)まで。
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江戸時代のおしゃれな人々が集結! 「細見コレクション 集う人々―描かれた江戸のおしゃれ―」展
さまざまな時代やジャンルを象徴する作品で構成され、時に「日本美術の教科書」と称されることもある、京都・細見美術館の細見コレクション。2021年6月4日から8月15日まで、細見美術館で「細見コレクション 集う人々―描かれた江戸のおしゃれ―」展が開催中です。
本展ではコレクションの中から、流行・文化の発信地に集う人々を描く名所遊楽図や祭礼図、葛飾北斎の肉筆画の名品《五美人図》、そして様々な身分や立場のスタイルを示す作品など、時代の先端をいく人々の美意識、往時の個性豊かなファッションが描かれた江戸時代の絵画を調度品とともに紹介。展示室には、これまでになく描かれた大勢の人々がおしゃれをして集結しています。
主任学芸員の伊藤京子氏は、「江戸時代は安定した時代で、庶民にもおしゃれが浸透していた。活き活きとした活気溢れる時代で、皆がおしゃれをして、出掛けていた。今の人に負けないくらい、江戸時代の人々はおしゃれだった。奢侈禁令中には、シンプルで地味めな装いでも、裏地で華やかさをプラスしていて、歩いたときに見えるおしゃれを楽しんでいた。コロナ禍の今、人が集うことが困難な状況だが、本展の絵の中に飛び込むことで、気持ちが明るくなるといい。ワンポイント上手な江戸時代に人々のおしゃれは、共感を持てる部分が多いと思う」と述べています。
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宮崎いず美をゲストアーティストに起用した、BALとのコラボレーションプロジェクト「Izumi Miyazaki×BAL」が始動!
京都と神戸にある、子供から大人、衣食住から美まで、生活を豊かにしてくれるアイテムを豊富に取り揃えているファッションビル「BAL」を展開する株式会社BALは、2021年6月1日(火)より、「KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー)京都国際写真祭」のクリエイティブチーム「KYO-ZON(キョーゾン)」とのコラボレーションプロジェクト「Izumi Miyazaki×BAL」を始動しています。
このプロジェクトは、宮崎いず美氏をゲストアーティストとして起用し、1年間シーズン毎に4作品のビジュアルキャンペーンを展開。日本の四季を連想させる風物詩をメインモチーフとした、宮崎氏による撮り下ろし作品であるキー・ビジュアルは、夏至の6月21日(月)より京都と神戸の両館内の各所に展示される他、作品からインスパイアされた様々なイメージも点在されます。
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