「この不確かな社会の中で、ものを作るとは何か、表現するとは何か?」<br>オンラインとオフラインで展開する「IAMAS 2021」開催!
2021年2月20日(土)~2月23日(火)の4日間、芸術、情報科学、デザインに留まらない様々な専門領域を持つ人材の集まる「IAMAS(イアマス/情報科学芸術大学院大学)」の第19期生による修了研究発表会および2020年度のプロジェクト研究発表会が、「IAMAS 2021」と題して開催されます。
2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延によって社会全体が大きく変化した年となり、学生ひとりひとりが「この不確かな社会の中で、ものを作るとは何か、表現するとは何か」を考え、模索し、挑戦しました。
そうした「模索と挑戦の結果」は、局所光を用いて実体を持つアニメーションを重畳するメディア装置や、既存の曲に対して飛躍した解釈から演奏する作品、生活圏内における旅を伝える作品、建築のスクリーン化をテーマとした映像インスタレーションなど実に多彩。
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ひとくくりにできないGUTAIの多様な表現 「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」
戦後の日本美術に革新的なムーブメントを巻き起こし、「GUTAI」として国際的にも高い評価を得ている、「具体美術協会」(以下「具体」、1954~1972)。世界有数の具体コレクションを誇る兵庫県立美術館で、「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」が開催されている。2月7日まで。
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日本の色彩の美意識に迫る特別展「日本の色―吉岡幸雄の仕事と蒐集—」が、京都・細見美術館にて開催中!
京都・細見美術館において、2021年1月5日(火)~4月11日(日)まで、特別展「日本の色―吉岡幸雄の仕事と蒐集—」が開催されています。本展覧会は、2019年秋に急逝した染織史家の吉岡幸雄氏を追悼し、その業績を回顧する没後初の展覧会です。
吉岡氏は、1946年、京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、図書出版「紫紅社」を設立。1988年42歳のとき、京都で江戸時代末期から続く染色工房「染司よしおか」を継いで五代目当主となり、また染織史の研究者としても活躍しました。
吉岡氏は古来の文献を紐解き、伝世の染織遺品をはじめ、古今東西の美術工芸を学んで、伝統の色彩を求めました。各地に伝わる染料・素材・技術を訪ねて、その保存と復興に努め、社寺の祭祀、古典文学などにみる色彩や装束の再現・復元にも力を尽くしたといいます。著書の中で自らを「日本の伝統色にこだわり、真に美しい色を求めて、時代をさかのぼろうとあえいでいる染屋」と称した吉岡氏。そんな吉岡氏の美への憧憬と本質を見極める眼、そしてあくなき探求心によって成し遂げられた仕事と蒐集の軌跡を紹介する本展は、以下の4章で構成されています。
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