アーティストの見た無鄰菴 vol.1 小川智彦「庭園観測」

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 17:49 に投稿

近代日本庭園の傑作、無鄰菴は現代アートの作家の目には、どのように映るのでしょうか?今回は「風景」を作品制作の主題にする小川智彦さんが、無鄰菴で昨年の秋から制作を行った作品の展示と、ギャラリートークを実施します。普段は入ることができない母屋2階の非公開スペースから、遠く借景や庭全体を眺めながら、作品が提示する、風景を人が見ることへの問いに、思いを巡らしてみましょう。また、どのようなプロセスと考えで制作を進めたのか、お話を伺います。きっと今まで知らなかった庭が見えてきます。

春季特別展「江口寿史イラストレーション展 彼女」 ~ 世界の誰にも描けない君の絵を描いている ~

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:31 に投稿
週刊少年ジャンプの『すすめ!!パイレーツ』(77年)で軽快なギャグ漫画家として連載デビュー、続く美少年を主人公に描いた『ストップ!!ひばりくん!』(81年)で大ブレークした江口寿史。その後、ストーリー漫画から次第にイラストレーションの世界に創作を広げ、90年代以降は独壇場というべき、キュートでクールな女性像を描く作家として、現在もそのポジションを独走している。 本展は、〈彼女〉と題し、江口氏が40年追い求めた女性の美を、新作を含む約300点のイラスト作品で紹介する最新の江口寿史ワールド。女性の美しい姿を通じて、その時々の流行や若者の生き方、時代の形が見えてくる。 江口さんのライブスケッチや、ライブトークなどイベントの詳細はHPをご確認ください。 ぶんぱくHP http://www.akashibunpaku.com/ 【会期】2019年4月6日(土)~5月19日(日)会期中無休 【開館時間】午前9時30分~午後6時30分(入館は午後6時まで)

「森からの贈りもの ~ エルツ地方の伝統工芸の世界 ~」(前期)

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:31 に投稿
森の国・ドイツ東部に位置するエルツ地方は木工おもちゃのふるさととして知られており、数多くの工房が立ち並んでいる。 今展では、エルツ地方の歴史や職人の技巧をひもときながら、季節や暮らしを彩る伝統的なモチーフを紹介。展示ケースでは、春の森やサンタクロースの森など、ちいさな森を表現。木のぬくもりが織りなすやさしい世界をお届けする。おもちゃにふれるコーナーもあり。

「絵本に暮らす動物たち」(前期)

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:31 に投稿
絵本の中の動物たちは多くの場合、言葉を話したり、2本足で歩いたり、服を着ていたりと、擬人化された姿で描かれる。人間社会の法則を超えた「非日常」を体験することができる。 今展では、20世紀前半に活躍した画家レズリー・ブルックの巧みな動物の描写や、現代の絵本作家たちが描く魅力的な動物たち、また「イソップ寓話」の特集など、さまざまな角度から動物が登場する絵本を紹介する。

日本・ポーランド国交樹立100年記念 ポーランド・ポスター展

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:31 に投稿
20世紀のデザイン史に揺るぎない位置を占める「ポーランド派ポスター」。それは、ワルシャワ美術アカデミーで教鞭を執ったユゼフ・ムロシュチャク(1910-1975)とヘンリク・トマシェフスキ(1914-2005)というポーランド・ポスターの双璧と彼らの教え子や、その周辺のグラフィックデザイナーたちが、1950年代後半から1970年代にかけて制作した映画、演劇、音楽、サーカスなどのデザイン性に優れたポスターを指します。 当時のポーランド人民共和国は、共産主義の統一労働者党の一党独裁と経済的な低迷の時代でしたが、グラフィックデザイナーたちは、逆に商業主義にとらわれない創造性に溢れるポスターを制作し、ポーランドのみならず世界中のグラフィックデザインに大きな影響を与えました。 神奈川県立近代美術館は、日本ではいち早く、1975年と1980年に旧鎌倉館でポーランドのポスターを紹介する展覧会を開催し、その際、ポーランド政府から寄贈された1960年代と1970年代を中心とするポスター290点を所蔵しています。この度、ワルシャワ国立美術館の分館であるヴィラヌフ・ポスター美術館の協力を得てそれらを改めて調査整理し、日本とポーランドの国交樹立から100年となる今年、ポーランド・ポスターを代表する14作家(1デザインチームを含む)176点を展覧します。

Yの冒険 ― 原美術館コレクション

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:30 に投稿
いにしえよりアーティストたちは、冒険や挑戦を繰り返し、独自の表現スタイルを築いてきました。本展では、原美術館のコレクションから、大型の横尾忠則作品(5点)とやなぎみわ作品(7点)を中心に、日本で、昭和・平成と時代を疾走してきた「頭文字(イニシャル)Y」の作家たちによる創作の軌跡を辿ってゆきましょう。

狩野派の画人たち ― 原六郎コレクションの名品

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:30 に投稿
室町から江戸まで、ほぼ4世紀にわたって画壇に君臨した狩野派は、近世日本美術史を代表する画家集団で、これらの作品は原六郎コレクションにも多数含まれています。本展は「三井寺旧日光院客殿障壁画」と「狩野派寄合書」を中心に、狩野派の画人たちによる絵画表現の魅力をご鑑賞いただきます。