アート×猫 ~江戸時代の國芳の浮世絵作品に見るアートと猫の心いやされる関係~
巷では「猫ブーム」。テレビのコマーシャルや雑誌でも猫をモチーフにしたものが多くなっています。最近は「散歩の必要がなく飼うのが楽」ということで人気が急上昇しているようです。アートと猫との関係で言うと、昔から猫は絵画のモデル・主役や脇役として作品に描かれてきました。
猫って…
猫の好きな人なら猫の歩き方やしぐさなど、いくら見ていても飽きないのではないでしょうか。
初めて猫を飼った時、人のように言葉が通じる訳でもなく意思疎通に戸惑いましたが、日々一緒に暮らしていると、世間でよくいわれる「猫は薄情・冷たい」に当てはまらない、表情や表現力の豊かさに気付かされます。むしろ情に厚く、不思議と人間の心を察知し、シンプルに無邪気に人間と接してくれます。特に最近のように人間関係が複雑な世の中では、そのシンプルさがかえってありがたい気がします。
今日はその中でも猫好きの画家として有名な江戸時代の代表絵師である、歌川國芳(うたがわくによし)(1797~1861)の作品から心いやされる関係を考えてみましょう。
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