しりあがり寿

【5月26日開館!!】杉本博司に伊藤若冲、アンディ・ウォーホル!<br>リニューアルオープンする京都市京セラ美術館のプログラムにアートのスーパースター大集結!!

ARTLOGUE 編集部2020/05/18(月) - 19:26 に投稿

※5月15日に「新型コロナウイルス感染拡大防止のための京都府における緊急事態措置」が見直されたことを踏まえ、京都市京セラ美術館の開館が5月26日からとなりました。当面の間は、府県をまたいだ移動の自粛が要請されていることから、入館者を京都府在住の方に限定するとともに、感染症対策として、事前予約制による入館制限及び入館者の体温チェックを実施します。

なお、今後の状況によっては、開館日等が変更となる場合がありますので、事前予約制の詳細含め最新情報はウェブサイトをご確認ください。
(更新:2020年5月18日)

※2020年4月6日の時点で、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、京都市京セラ美術館の開館は、5月6日(水)までを目途に、当面の間、延期となっています。
記事下部の展覧会開催概要はそれに伴い変更となっておりますので、予めご了承ください。
なお、今後の状況によっては、更に予定を変更する可能性がありますので、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

Oh !マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー & ピーポー

ARTLOGUE 編集部2018/12/22(土) - 14:58 に投稿

20世紀のはじめから現代へと至る日本の美術作家の表現には、社会的な関心が色濃く表れたものも少なくありません。本展はそうした傾向を示す作品の中でも、特別な存在(ヒーロー、カリスマ、正義の味方)と無名の人々(公衆、民衆、群集)という対照的な人間のありかたに注目するものです。とりわけ大衆とも呼ばれる後者の存在は、どのようにその存在を可視化するのか、そしてどのようにして彼らとの間に連帯を築くことができるのかという切実な問いを表現者に投げかけてきました。ひとびとの集団=本展でピーポーと仮に呼ぶ存在が、立場や考え方によっていくらでも変化し、わかれていくものであるという事実は、その姿をとらえがたいものにもするでしょう。同展で注目する特別な存在=「ヒーロー」は、「ピーポー」が直面する困難やその願いを映し出す鏡としての、あるいはその存在に姿を与える触媒としての役割を担っています。

このような問題意識のもとに、同展では「ヒーロー」や「ピーポー」とは何かという問いに応えようとしてきた昭和と平成の時代に生まれた作品を5つのテーマに沿って見ていきます。さらにこれらのテーマとは別に、同時代の表現者による最新の実践もご紹介します。

バッドアート美術館展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
「バッドアート美術館」は、他では展示されず、真価を認められることがないものの、称賛せずにいられない作品を収集・保存・展示し、それを生み出した芸術家を讃えることを使命としたアメリカのボストンにある美術館です。収蔵されている「バッドアート」と呼ばれる作品たちは制作途中で何かを間違えてしまったのか、見る人が「あれ…?何かおか

野生展:飼いならされない感覚と思考

ARTLOGUE 編集部2017/10/27(金) - 12:49 に投稿

21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年10月20日より企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」を開催します。展覧会ディレクターには、思想家で人類学者の中沢新一を迎えます。中沢は、各地のフィールドワークを通じて、時代や領域を横断し、学問の垣根を超えた研究を行ってきました。

人間の文化と生活には、心の土台となる「野生」の能力が欠かせません。私たちのもつ本能であり、知性でもある野生は、創造力に大きな刺激を与えるきっかけになります。たとえば、明治時代の日本が生んだ大博物学者、南みなかたくまぐす方熊楠は、偶然の域を超えた発見や発明、的てきちゅう中を「やりあて」と呼び、それを繰り返すことで、粘菌学の領域をはじめ神話学や民俗学にも優れた足跡を残しています。南方のような思考の跳躍は、ものづくりや表現の歴史においても、度々その例を見いだすことができます。

理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。

現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。

THE ドラえもん展 TOKYO 2017

ARTLOGUE 編集部2017/10/31(火) - 05:11 に投稿

「THEドラえもん展 TOKYO 2017」開催決定!

 

2017 年11 月1 日(水)から 2018 年1 月8 日(月・祝)まで、六本木・森アーツセンターギャラリーにて「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を開催いたします。1970 年の誕生以来、ドラえもんは日本中にたくさんの夢を届けてくれました。世界を舞台に活躍するアーティストたちの中にも、ドラえもんと出会い、夢を膨らませてきた作家がたくさんいます。そんなアーティストたちに、彼らが感じた「ドラえもん」をアートで表現してもらったら、どのような作品が生まれるだろう…というところから、この展覧会は企画されました。
本展では、日本の現代美術を牽引するアーティスト 28 組が参加し、ドラえもんと現代アートの競演が実現します。2002 年に開催された「THE ドラえもん展」は、当時を代表するアーティストが一堂に集い、独創的な作品が生み出され、鮮烈なインパクトを与えました。15 年経った今、社会環境、風景、生活、身近にあるモノは大きく様変わりし、現代アートの“いま”も進化しています。本展は、ドラえもんを通じて現代アートの“いま”を切り取る展覧会と言えるでしょう。