南條史生

顧 剣亨「Inbetweening」:sanwacompany Art Award / Art in The House 2019 グランプリ作品展

鈴木 大輔2019/02/06(水) - 15:22 に投稿

(タイトルはinbetweening、本来の意味は、動画のコマとコマの間をつなぐ役割を果たすイリュージョンのようなものを示す単語である。)私は、「眼」に限定された視覚だけではなく、実際的な行動とそれに伴う身体性を含む時間的な幅の厚みによって、空間を認識している。自分の足を使って山頂から眺める都市の風景と、高層ビルから見える都市の風景は、私にとって完全に違う存在である。
高層ビルの上に立つ時、果たして展望台から都市を俯瞰しているのか、もしくはハイパーリアルなモニターを眺めているのか、私には区別が出来ない。展望台に上る際、私たちはブラックボックスのようなハイスピードなエレベーターにほぼ受動的な身体として運ばれ、展望台へ到達する。これによって身体経験の断絶が生み出され、展望台から見える風景に対するリアリティーが失われていく。

グランプリ決定!「sanwacompany Art Award / Art in The House 2019」

鈴木 大輔2019/01/24(木) - 12:01 に投稿

「sanwacompany Art Award / Art in The House 2019」の選定委員会が行われました!

審査委員:
南條史生(森美術館 館長)
遠山正道(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)
塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)
山根太郎(株式会社サンワカンパニー 代表取締役社長)
鈴木大輔(株式会社アートローグ 代表取締役CEO)

今回はハードルの高い推薦人制度を設けていたのですが、クオリティの高いアーティスト述べ94組のエントリーがありました。

推薦人も、美術館の館長や学芸員、著名アーティスト、ギャラリスト、コレクターなど様々なアート・ワールドの方々からご応募をいただきました。

 

2019年1月23日15時 サンワカンパニー東京ショールームにて審査委員会開始

 

審査はまず、全員が全てのエントリーを読むことから始まりました。

グランプリは誰の手に! アート作品展示プランコンペティション サンワカンパニー「sanwacompany Art Award 2019」2月5日、授賞式・作品お披露目レセプションパーティー(招待制)開催!

鈴木 大輔2019/01/20(日) - 22:22 に投稿

2019年2月5日(火)18時よりサンワカンパニー東京ショールームにて「sanwacompany Art Award / Art in The House 2019」の授賞式と作品お披露目レセプションパーティー(招待制)を行います。

グランプリ作品は外苑前駅すぐの、サンワカンパニー東京ショールーム内、23.6平方メートルの空間に展示します。 

株式会社アートローグ 資金調達実施及び事業拡大のお知らせ!! マネックスグループ 松本 大氏、森美術館館長 南條史生氏、総勢8名が出資!

ARTLOGUE 編集部2018/06/12(火) - 17:25 に投稿

 

マネックスグループ 松本 大氏、森美術館館長 南條史生氏、総勢8名が出資!

株式会社アートローグ 資金調達実施及び事業拡大のお知らせ!!


株式会社アートローグ(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO 鈴木大輔 以下、ARTLOGUE)は、松本 大氏(マネックスグループ株式会社 取締役会長)、南條史生氏(森美術館館長)、等総勢8名の個人投資家を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施いたしました。

 

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https://www.artlogue.org/news-2018-06-14/

《LOVE》とインディアナの「LOVE」でない話:アートをおしきせ 20180526

ARTLOGUE 編集部2018/05/26(土) - 21:10 に投稿
By Hu Totya [Public domain], from Wikimedia Commons

 

アメリカのアーティスト、ロバート・インディアナ(Robert Indiana, 1928~2018)が5月19日に亡くなりました。

この名前にピンとこなくても、赤いアルファベットで「LOVE」と描かれた彫刻をご覧になった方は多いのではないでしょうか。

日本でも新宿アイランドタワーに設置されています。

この作品のシリーズはアメリカ国内の様々な都市、美術館だけではなく、世界中で展示されています。

メディアにもしばしば登場し、そのビジュアルは様々な商品デザインにも取り入れられてきました。

かくいう私も《LOVE》の形を模したマグネットが冷蔵庫のドアに…。

作品のイメージが様々なプロダクトに広く拡散、再生産された背景には、「著作権」の問題が関係しています。

20年後どう生きるのか? INNOVATIVE CITY FORUM 2017 開催

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 00:25 に投稿

 INNOVATIVE CITY FORUM 2017

 

20年後、私達はどのように生きるのか?
都市とライフスタイルの未来を描く

 

世界の人口は増加を続けており、人々はますます都市に集中しています。この流れは加速することが予測されており、さらに一部の都市では、都市住民の高齢化も大きな問題になっています。一方で技術の進歩も加速し、次々と新しいライフスタイルや価値観を私達に提供しています。我々の未来生活は、自然環境、都市環境、家庭から仕事までを彩る科学技術、そしてアートやデザインなどのライフスタイルによって大きく規定されるでしょう。

いま、私達は自らの未来を、自らの意思でデザインする課題に直面しているのではないか?都市をいかにデザインしていくかは、人類の喫緊の課題ではないか?Innovative City Forumはこの共通認識のもとに、世界のオピニオンリーダーを迎えて議論する国際会議です。

見上げてみよう、宇宙を感じよう。同じだけど、同じじゃない。<br>シンガポール、アートサイエンスミュージアムに「宇宙と芸術展」がやってきた。

Seina Morisako2017/05/10(水) - 22:03 に投稿

夜、星を見上げた時、この星は他の場所からどんな風に見えているのかな?と感じたことはありませんか?
光り輝く月を見上げた時、この月を昔の人はどんな風に見ていたのだろうと思ったことはありませんか?
そしてそのように思いを馳せることこそ「アート」なのではないでしょうか?

 

画像を削除しました。

 

海だ!山だ!芸術だ!<br>「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」<br>世界最遅レポート! 山側編

ARTLOGUE 編集部2017/01/04(水) - 18:00 に投稿

世界最遅! 前回の海岸部編につづいて、「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」山側エリアのレポートです!

 

◯海側はコチラ

海だ!山だ!芸術だ!「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」1泊2日弾丸鑑賞記 海側編

 

「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」の会場は茨城県の北部、風光明媚な海浜部と自然豊かな山間部の6市町にまたがり、2016年9月17日から11月20日まで開催されました。我々ARTLOGUE 取材陣は最後の最後、11月19日、20日に弾丸取材ツアーを敢行しました。
KENPOKUは、自然との対話と同時に、最先端の科学技術との協働も一つの特色であり、実際に科学技術を使ったメディアアートやバイオアートなども散見されました。

「会田誠展について」森美術館館長 南條史生氏と会田誠氏のステートメントの全文 2013年2月6日

ARTLOGUE 編集部2013/02/06(水) - 12:32 に投稿

連載 表現の不自由時代 第三回「エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由?」内、「森美術館「会田誠展:天才でごめんなさい」のケース」の章で言及された、2013年2月6日付で同館ウェブサイトに掲載された、 森美術館館⻑ 南條史生氏と会田誠氏のステートメントの全文の転載です。

 

 

 

2013年2月6日

 

会田誠展について

 

みなさまへ

森美術館館⻑
南條史⽣

⽇頃より森美術館をご愛顧、ご⽀援いただき誠にありがとうございます。