宇宙

「Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」<br>企画展「仏教と自然」

ARTLOGUE 編集部2018/12/10(月) - 10:30 に投稿

2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が機会となり、我が国の伝統文化や歴史的建造物(レガシー)の活用への期待が高まっています。この企画では、国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させて、日本の自然と文化の関わりを伝える展示会を京都市下京区の龍岸寺にて開催します。

これまでのシリーズでは、町家や酒蔵で展開してきましたが、今年は寺院を舞台に仏教と自然との関わりをテーマとしました。仏教の教えは、生物や自然界の仕組みとも密接な関わりがあり、仏教の自然観は自然科学の原理と合符するところも多く、人類が自然と共生して暮らしていく上でも大切な視点をもたらしてくれます。寺は長らく地域コミュニティの核の一つであり、町人の子弟に読み書きそろばんを教える学校の役割もはたしていました。会場となる龍岸寺は、日本の天文学の開祖である渋川春海ゆかりの地でもあり、自然科学とも深く関わっています。展示会では、仏教とゆかりのある動植物や祭礼で利用される自然由来のもの、建物やお墓で利用されてきた岩石、動植物の進化の歴史、日本最古の天球儀のプロジェクションマッピング、を展示します。
 

見上げてみよう、宇宙を感じよう。同じだけど、同じじゃない。<br>シンガポール、アートサイエンスミュージアムに「宇宙と芸術展」がやってきた。

Seina Morisako2017/05/10(水) - 22:03 に投稿

夜、星を見上げた時、この星は他の場所からどんな風に見えているのかな?と感じたことはありませんか?
光り輝く月を見上げた時、この月を昔の人はどんな風に見ていたのだろうと思ったことはありませんか?
そしてそのように思いを馳せることこそ「アート」なのではないでしょうか?

 

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「宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」 森美術館 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/08/16(火) - 16:24 に投稿
トム・サックス《ザ・クローラー》と篠原ともえさん ###「宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」 森美術館 フォトレポート 「宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」は、歴史的な天文学資料から、現代美術作品、さらには宇宙開発の最前線に至るまで、古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点からなる展覧会です。 展示は、「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成されおり、神話や宗教から、国際宇宙ステーションなど最先端技術まで、アートを通じて人間と宇宙との関わりを提示しています。 森美術館の南條史生館長は、「宇宙と芸術展」を、2009年から2010年にかけて行われた「医学と芸術展:生命いのちと愛の未来を探る」と対になる展覧会だと言います。 「医学と芸術展」は身体の小宇宙(ミクロコスモス)に迫り、「宇宙と芸術展」では遥かな宇宙というマクロに迫っています。 我々は何者であり、どこから来たのか、そして、宇宙とは何かを問うことはどこかでつながっているかもしれません。