没後20年 工業デザイナー 黒岩保美

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
本年は、黒岩保美(くろいわ やすよし、1921~1998)が他界してから20年目の年にあたります。 黒岩保美は、日本国有鉄道(以下、国鉄。現在のJRグループ各社の前身)の車両設計事務所に在籍し、特急列車のヘッドマークやグリーン車のシンボルマークのデザイン、車体塗色、各種標記文字の図面化など、インハウス(企業内)デザイ

舘野鴻絵本原画展「ぼくの昆虫記-見つめた先にあったもの-」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
生きている虫たちを見つめることは、これからを生きるぼくたちを見つめることです。 多摩丘陵の東側にある町田市には、小山田緑地や野津田公園など緑あふれる自然が残っていて、今も多くの鳥や虫たちが暮らしています。秦野にアトリエを構える絵本作家の舘野鴻さんは、こうした緑地や里山に棲む虫たちを観察し、長い時間をかけて1冊の絵本に

エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
両大戦間期のフランスに花開いたアール・デコ。この時期に盛んとなった非ヨーロッパ圏の文化・美術との出会いは、アール・デコの美意識と造形に大きな影響を与えました。1909年の登場から、瞬く間にパリを席巻したロシア・バレエと1925年にアメリカから渡り、時代のアイコンとなったダンサー、ジョゼフィン・ベイカー、1922年のツタ

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在-

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
本展覧会では、『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『BLEACH』等、世界中のマンガファンが憧れる作品の「ジャンプヒーロー」たちが集結します。長く続く超ビッグタイトルから現在連載中の作品まで、飛躍する2000年代以降の「週刊少年ジャンプ」の魅力を存分に感じることができる貴重な機会となります。 各作品をイメ

博物館で野外シネマ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
今年も野外シネマの秋がやってきました。 平成26年(2014)に始まった『博物館で野外シネマ』は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わっていただこうと企画したイベントです。2017年は9月23日の上映(22日は雨天中止)で、2,800人を超える

特別展 「仏像の姿」~ 微笑む・飾る・踊る~

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:27 に投稿
日本には、古来多くの魅力的な仏像が伝えられています。本展覧会は、これらの仏像の作者である「仏師」の豊かな感性と独創性、そして高度な技術に光を当て、特に仏像の「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に、日本人の心と創造力を様々な角度からご覧いただくことに挑戦します。 例えば、「顔」では慈悲、微笑み、威厳、怒りなど色々な表

絵画で国立公園めぐり ―巨匠が描いた日本の自然―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:27 に投稿
日本の国立公園を描いた有数のコレクションである、小杉放奄記念日光美術館所蔵の国立公園絵画全80点を前・後期に分けてご紹介いたします。 名実ともに日本近代洋画界を代表する画家たちが手掛けた作品には、それぞれの画家の特徴や制作された時代の雰囲気などもよくあらわされ、日本近代洋画史の流れをたどることができます。絵画を通じて

ちいさきものは みないとし ~現代コンパニオンアニマルズ~

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:27 に投稿
少子高齢化社会において、「コンパニオンアニマル」としての存在感が高まり、家族の一員であり、時には我が子同然、それ以上に愛情を注ぐ対象となっています。また犬・猫に限らず、愛玩の対象も多岐にわたっています。 これは、私たち日本人が古来から「ちいさきものはみないとし」として愛でる感性をもち続けている証でもあり、京都・高台寺