民具 MINGU展

ARTLOGUE 編集部2018/12/04(火) - 16:23 に投稿

渋沢敬三によって昭和の初期につくられたことば、「民具」。それは、長い時を経て庶民の日常を支えた生活道具を指します。必要に駆られ、知恵と工夫がそのままかたちになった道具。手から手へ引き継がれた無駄のないかたちは、自然と共存する日本のくらしの原風景を感じさせます。その後、産業の構造が大きく変化し、次々と新しい素材が開発され、生産技術、流通が進化する中で道具も多種多様になりました。

その一方で、使い手としての生活者の立場に立ち、商品のあるべき原点を今一度見直そうと生まれた無印良品。その佇まいは、現代の民具になり得ているでしょうか?民具と無印良品双方の展示を通して、その問いの意味をみなさんとともに考えていく企画です。

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開催概要
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会 期:2018年12月14日(金)~2019年1月14日(月・祝)
会 場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
時 間:10:00~19:00

岡本太郎と『今日の芸術』<br>絵はすべての人の創るもの

ARTLOGUE 編集部2018/12/03(月) - 19:26 に投稿

《太陽の塔》やTV・ラジオ出演などを通して文化的アイコンとなった岡本太郎。彼は戦後に数多くの芸術論を残し、とりわけ1954年の著作『今日の芸術』は、創造的に生きるための入門書として、美術書としては異例のベストセラーになりました。

太郎は本書において、「芸術は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない」と述べました。自分たちの感性で芸術に触れ、自分たちの手で文化を作り上げていくことを訴えかけたメッセージは、同時代の若者や芸術家を挑発しました。

本展では、太郎が『今⽇の芸術』以降、戦後社会に与えたインパクトを検証します。岡本太郎の作品・映像資料のほか、彼に刺激を受けた芸術家たちの作品を通し、今もなお私たちを⿎舞する太郎の思想を読み解きます。

2018年3⽉には、前橋・広瀬川河畔に《太陽の鐘》が設置されました。「森羅万象が叫ぶような、あらゆる⾳を⽴てる」鐘とともに、岡本太郎の世界を体感してみませんか?

出品作家:
岡本太郎/⾚瀬川原平/池⽥⿓雄/北代省三/篠原有司男/関⼝光太郎/⾼松次郎/⽴⽯⼤河亞/パブロ・ピカソ/アンリ・マティス/村上善男/ヤノベケンジ/横尾忠則 ほか

特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」

ARTLOGUE 編集部2018/12/03(月) - 17:29 に投稿

特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」は、「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクト―」の一環として開催するもので、主催の東京国立博物館、文化庁が、宮内庁三の丸尚蔵館の協力を得て、日本美術の名品を選りすぐり紹介するものです。狩野永徳筆で、皇室ゆかりの名品である「唐獅子図屏風」と、永徳最晩年の名品で国宝の「檜図屏風」を、会期前半と後半に分けてそれぞれ公開するのに加えて、雪舟、尾形光琳、葛飾北斎らの名品を、一堂に紹介する展覧会となります。

<紡ぐプロジェクトとは>
皇室ゆかりの優品や国宝・重要文化財をはじめとする日本の美を、広く国内外へ、さらに未来へ紡ぐために、文化庁、宮内庁、読売新聞社が協力して進めていくプロジェクトです。

特別展覧会の開催に加え、フォーラムなど関連事業や、日本美術・文化の魅力を発信するポータルサイトの開設、文化財修理事業をプロジェクトの柱として実施します。貴重な文化財・美術品の公開を通じて得た収益の一部を修理に充てることで、文化財・美術品を後世に紡いでいくために欠かせない「保存、公開、修理」という一連のサイクルが永続する仕組みを作っていきます。

富安 隼久「Fuchs / TTP」

ARTLOGUE 編集部2018/12/03(月) - 15:34 に投稿

この度、日本人写真家である富安隼久(とみやすはやひさ)の写真展「Fuchs / TTP」を12月23日(日・祝)より POST(東京・恵比寿)にて開催します。富安隼久は現在ドイツ・ライプツィヒとスイス・チューリッヒを拠点として活動。本年、イギリスの出版社 MACK が主催する過去に写真集出版経験の無い作家の出版支援を目的とする「First Book Award」のグランプリ受賞に伴い、作品集『TTP』を刊行し、注目を集めました。今回会場では、『TTP』より抜粋した作品のスライドと共に、本作の前身かつ制作のきっかけでもある作品『Fuchs』を展覧します。

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開催概要
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会    期:2018 年12月23日(日・祝)~2019年1月13日(日)
会    場:POST
時 間:12:00~20:00
休 館:月曜日
*12月30日(日)~1月4日(金):年末年始休業

Insight 21

芝田 江梨2018/12/01(土) - 16:55 に投稿

「Insight」は、テーマに沿って、Yoshimi Artsの取扱い作家による作品を展示する展覧会シリーズです。

21回目となる今回は、レイチェル・アダムス、上出惠悟、興梠優護、笹川治子、西山美なコ、山本志帆の6作家の作品を展示致します。
インテリアデザインと芸術にある構造を、歴史を踏まえ探求するレイチェル・アダムスの「Optictocks」、九谷焼の歴史と今を繋ぐ上出惠悟の磁器作品、興梠優護が今年のスペイン滞在時に制作した新作など、未発表作品を含む様々なジャンルの作品で構成致します。

■Insight 21
レイチェル・アダムス、上出惠悟、興梠優護、笹川治子、西山美なコ、山本志帆

 

開催概要
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会    期:2018年12月5日(水)~12月23日(日)
会    場:Yoshimi Arts
時 間:11:00~19:00
*日曜日11:00~17:00
休 廊:月・火