私たちは非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界が曖昧な社会におり、個々が非日常(ハレ)と日常(ケ)のバランスを取りながら生活しています。
今回は、システムをベースにした表現で注目の2人の若手建築家にインスタレーションを依頼しました。
その作品のコンセプトは「Mirror」と「Libra」です。
鏡は非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界が曖昧な社会をどのように映しとっているのでしょうか、天秤は非日常(ハレ)と日常(ケ)のバランスをどのように計っているでしょうか。
AGCの素材・技術を媒体として、非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界が曖昧な様相を見せるメディア環境と動的バランスのネットワークを内包したオブジェクト、の2つの作品を展示いたします。
■クリエーションパートナー
砂山 太一 / 建築家・美術研究者 https://tsnym.nu/
建築をはじめとした芸術領域における情報性・物質性を切り口とした制作・設計・企画・批評を手がける。sunayama studio 代表。主な活動に、展覧会「マテリアライジング展 情報と物質とそのあいだ」企画代表、研究プラットフォーム「index architecture / 建築知」プロジェクトマネージャーなど。京都市立芸術大学芸術学研究室講師。
浜田 晶則 / 建築家 http://aki-hamada.com/
建築やデジタルアートの設計を、複雑な情報を細やかに管理・制御する手法を用いて行う。東京大学大学院修士課程修了後、Alex Knezoとstudio_01を設立。2014年に浜田晶則建築設計 事務所を設立し、同年からteamLab Architectsパートナーを務める。2014年-2016年、日本大学非常勤講師。主な作品として「綾瀬の基板工場」、「魚津埋没林博物館KININAL」など。
■イベントのご案内
期間中、AGC Studioにて、本企画展と連動したデザインフォーラムを開催します。(参加無料)
1. ディスカッション 「スポーツする建築」
2019年3月14日(木)セッション18:30 ~ 20:00(受付18:00~)
登壇者: 浜田 晶則氏(建築家)
上林 功氏(追手門学院大学准教授/株式会社スポーツファシリティ研究所代表取締役)
2. ディスカッション 「2つの像を映す鏡」
2019年4月26日(金)セッション18:30 ~ 20:00(受付18:00~)
登壇者: 砂山 太一氏(建築家・美術研究者)
鈴木 啓太氏(プロダクトデザイナー/株式会社PRODUCT DESIGN CENTER代表)
定員 : 各回70名(事前申込・先着順)
申し込み : ホームページより www.agcstudio.jp/event/