日本の美百花繚乱 東京富士美術館 開館35周年秘蔵選
ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
神田絵里子 十勝の写実展 国枝勇コレクション
幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎 北海道150年事業 松浦武四郎 生誕200年記念
札幌市下水道科学館
ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン
資生堂アートハウスでは、好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き、19世紀末以降、次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を採り上げた「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を開催いたします。
本展では、ルネ・ラリック(1860-1945)を始め、彫刻家として活躍し、1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール(1883-1938)、また、シュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリ(1904-1989)などによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ100点を展覧いたします。前期展とは趣の異なる、遊び心に富んだ香水瓶の数々を楽しんでいただけることと存じます。
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安野光雅のふしぎな絵本展
画家、絵本作家、装丁家など、半世紀以上にわたり多彩な活動を続ける安野光雅。「ふしぎ」をテーマとする本展では、想像力にみち、幅広い学識と豊かなユーモアをたたえた絵本原画104点を中心に展示し、安野のあふれるような空想の世界をご紹介します。絵本デビュー作である『ふしぎなえ』をはじめ、『もりのえほん』や『ABCの本』、科学や数学をテーマにした『天動説の絵本』、『かぞえてみよう』などの原画からは、綿密な描写のもたらす美しさのみならず、そこに仕組まれた楽しい仕掛けを発見する喜びをも味わうことができるでしょう。安野光雅が創り出す「ふしぎ」の世界を、この夏、どうぞお楽しみ下さい。
動と静
昔から洋の東西を問わず、絵画や彫刻といったそれ自体は動かない造形物の中に《動》を表現して力や速さを感じさせたり、 その逆に、動かない造形物だからこそ《静》を強調させたり、美術表現はさまざまな可能性を追究してきました。 筆致が喚起する勢いや動き、画面の構図や余白が醸し出す力や静謐さ等々、今回はそのような《動と静》の表現に注目し、 原六郎コレクションから選んだ日本の古美術作品を展示いたします。 風景・人物・動物などの絵画表現(狩野派、雪村、住吉広行ほか)だけでなく、筆によって書かれた文字(本阿弥光悦ほか)もまた、 この視点から鑑賞すると興味深いことでしょう。