三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
三沢厚彦(1961~)は、2000年からゾウやキリンなどの動物をモチーフとした彫刻「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズを発表しています。 樟(クスノキ)を使い、ほぼ等身大に彫り込み彩色をした木彫は、見るものの記憶やイメージを喚起させ、圧倒的な存在感を放っています。近年ではユニコーンや麒麟など空想上の動物にも挑戦し

泉鏡花生誕145年記念 清方描く、鏡花の世界

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
明治20年代末、10代の鏑木清方は泉鏡花の文学に魅了され、鏡花の小説へ挿絵を描くことを目標に研鑽を積んでいました。 そんな清方と鏡花との交流は、明治35年(1902)、単行本『三枚續』の表紙装丁や口絵などを手がけたことに始まります。二人は初対面で旧知の仲のように打ち解け、それから公私ともに親交を深めていきます。そして

日本の宝 浮世絵名品展 〜斎藤文夫コレクションより〜

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
江戸の人たちが気軽に楽しんだように、今、日本が世界に誇る浮世絵を身近に親しみませんか。浮世絵は、世界でも最高の市民文化を形成した江戸時代に、誰もが入手しやすい大衆的な美術であり、同時に江戸の「今」を描いた情報伝達の重要なメディアでもありました。そこでは、美しく描いたり、美しい版画に仕上げたりする努力はもちろん十分に費や

田根 剛|未来の記憶

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
フランスを拠点に活動する気鋭の建築家・田根剛(1979- )の初個展。20代の若さでDorell.Ghotmeh.Tane/Architectsとしてエストニア国立博物館の国際コンペに勝利し、約10年を経て2016年に竣工を迎えたばかりと、世界的に注目が高まっています。

粋(いき)な古伊万里 江戸好みのうつわデザイン

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
江戸時代初頭に国産初の磁器として生まれ、公家や大名などの上流階級や遠くヨーロッパで人気を博した伊万里焼は、町人文化が栄えた江戸中期からは人々の生活の中に溶け込み親しまれていきます。 本展では江戸庶民の暮らしを飾った「粋」な器をお楽しみいただきます。

英国ラブリィ~派 ―自然を愛して―

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
私たちは昔から暮らしの中でまわりの自然に目を向け、時に自然を畏れたり、自然の美しさに感謝し、埴輪や土器に自然から得た文様を描いてきました。英国においては17世紀のスリップウェアを彩る文様として自然界の花、木、鳥などの動物、そして物語を描いてきました。 本展で紹介する英国ラブリィ〜派の陶芸家たちは都会を離れ、自然の中で

所蔵品展「下関市立美術館開館35周年 Shimobiコレクション選」

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
下関市立美術館は1983年の開館以来、地元ゆかりの芸術家による作品や、日本の近現代を中心とした優れた美術作品を収集・展示してきました。コレクションは現在、約2,300点に及びます。このたびの展示は、これらの中から選りすぐった約60点をご紹介するものです。 出品予定作品: 【日本画】 狩野芳崖《布袋図》(1857年)、

『温故礼讃』―百花繚乱・相国寺文化圏

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
Ⅰ期:2018年10月13日(土)~12月24日(月・振休) Ⅱ期:2019年1月13日(日)~3月24日(日) 今から約六百年前、室町三代将軍・足利義満によって創建された相国寺は、金閣、銀閣の世界文化遺産を有し、今もなお禅の古刹としての存在を誇っています。 そこで育まれた文化は、足利将軍家の唐物趣味(中国趣味)と深

子どものための建築と空間展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿

私たちが子どものときに過ごした空間は、原風景として長く記憶に留まり、その後の生き方や考え方の形成に与える影響は少なくありません。

本展は、子どもたちのためにつくられた学びの場と遊びの場の建築と空間のなかから、日本の近現代の建築・デザイン史において、ひときわ先駆的かつ独創的なものを紹介する展覧会です。

日本の近代教育は明治時代に始動し、校舎の建設もそこから始まりました。民衆に愛された明治の擬洋風建築の校舎、大正自由教育の時代の造形豊かな小学校、1970年代の先駆的なオープンスクールなど、さまざまに変遷し、子どもたちの活動を受け止めてきました。各建築ごとに、子どもたちが親しみを持てるシンボリックな外観が考案され、心安らぐインテリアの充実が図られるなどの工夫も重ねられてきました。

一方、幼稚園・保育園や、学校以外の遊び場や読書の空間といった子どもたちの居場所にもユニークな取り組みがあります。それらを、作り手と使い手の両方に着目しながら選んだ写真、図面、模型といった作品資料の展示を通してご覧いただきます。

また、教育玩具や絵本の原画なども選りすぐって紹介します。社会のあり方が大きく変化する現代、本展がこれからの子どもたちが育つ環境づくりのインスピレーションとなれば幸いです。