モダンで愛らしい美の世界。京都・細見美術館で開催中の「琳派展22 つながる琳派スピリット 神坂雪佳」展

遠藤 友香2022/05/31(火) - 13:38 に投稿

江戸時代に花開いた日本美術の精華・琳派。琳派の歴史を紐解いてみると、始まりは江戸時代初期まで遡ります。茶の湯などの簡素な美がもてはやされた一方、王朝文化の復興を意識した雅で華やかな芸術が、後に琳派と呼ばれる人たちによって創造されました。琳派の作品は、背景に金箔を使用したり、大胆でインパクトのある構図が特徴となっています。本阿弥光悦と俵屋宗達が始めた琳派の美意識を普及させたのが、江戸時代中期の尾形光琳です。「琳派」は彼の名前の「琳」の字からとったものです。

そして、明治時代に琳派創始の地・京都に登場したのが、今回の主役である神坂雪佳(1866-1942)です。

いよいよ7月に開幕! 国際芸術祭「あいち2022」が、スティーヴ・ライヒや奈良美智など、参加アーティスト及びプログラム全容を発表

遠藤 友香2022/05/16(月) - 13:50 に投稿

2010年から3年ごとに開催され、今回で5回目を迎える「あいち」の国際芸術祭。国内最大規模の芸術祭の一つと数えられる本芸術祭は、愛知芸術文化センターほか、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)を会場に、いよいよ2022年7月30日に開幕します。

3月30日に記者会見が開かれ、参加アーティスト及びプログラム全容が発表されました。参加アーティストとして、現代美術展5組と、パフォーミングアーツ11組、ラーニング・プログラム7組が新たに発表され、すでに発表済みの77組と合わせて、32の国と地域から全100組が参加します。

参加アーティストの日本人の比率は、出身地では41%、作家の活動地域では33%で、男女比は男性44組、女性35組、コレクティブ3組となっています。出展作品全体の約60%が本芸術祭のための新作となる予定です。

まずは、新たに発表されたアーティストから、美術家の奈良美智が参加する縄(愛知県芸チーム initiated by 奈良美智)に注目。

アンディ・ウォーホルの「Silver Liz」が23億円で落札! 国内オークション最高落札価額記録を更新

遠藤 友香2022/04/25(月) - 14:31 に投稿

Shinwa Auction株式会社は、去る3月30日に羽田空港第1ターミナルのギャラクシーホールにて特別オークション United Asian Auctioneers「Shinwa Auction × LARASATI Auctioneers × iART auction × KUANGSHI ×A|A|A|A× ISE COLLECTION」を開催しました。

United Asian Auctioneers「Shinwa Auction × LARASATI Auctioneers × iART auction × KUANGSHI ×A|A|A|A× ISE COLLECTION」