美術館

特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:21 に投稿
京都市上京区に所在する大報恩寺は、鎌倉時代初期に創建された古刹です。釈迦如来をご本尊とし、千本釈迦堂の通称で親しまれています。 本展では、大報恩寺の秘仏本尊で、快慶の弟子、行快作の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、運慶の弟子筋にあたり、打快とほぼ同じ世代である肥後定慶作の六観音菩薩像など、鎌倉彫刻の名品が一堂に展示さ

秋の優品展 禅宗の美術と学芸

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:21 に投稿
禅宗寺院を中心に発達した書画や高僧の墨跡、五山文学の出版は中世の文化に大きな影響を与え、日本人の美意識をも深化させました。 これらの禅宗美術や五山学芸の諸相を、鎌倉・室町時代を中心に、館蔵の名品約40点を展観します(会期中一部展示替えあり)。さらに、館蔵の日本陶磁約15点も同時公開します。

京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
京都にある醍醐寺は、真言密教の拠点として、古くから歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。今回の展覧会では国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、普段は公開されない貴重な史料・書跡を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷を辿ります。また桃山時代に豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の関連作品や、三宝院の

古伊万里植物図鑑展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
伊万里焼の生産がはじまった江戸時代は、次第に園芸が盛んになり、植物栽培の手引き書が多数出版され、植物に対する賞玩文化が広がりをみせ、伊万里焼のモチーフにも身近な植物が採用されていきます。 今展では、約80展の出展作品にあらわされた植物を、江戸末期に刊行された植物図鑑『本草図譜』を参考に、図鑑形式にてご紹介いたします。

清川泰次 色と色のハーモニー

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
ものを写すことに捉われない、独自の抽象芸術を探求した画家・清川泰次(1919-2000)。 清川は、静岡県浜松市に生まれ、学生時代に独学で油絵を始めました。初期には具象的な作品を描き、二科展や読売アンデパンダン展などで活動していましたが、1950年代に約3年間の渡米を経験し、本格的に抽象表現へ移行します。 その後、清川

親密な空間 宮本三郎

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
洋画家・宮本三郎(1905―1974)は、生涯にわたって、人物を中心に、さまざまな画題に取り組みました。本展ではそのなかから、なにげない室内風景や、穏やかな日常生活の一場面を切り取ったような、「親密」な雰囲気の漂う作品群を中心にご紹介します。 画家と描かれた人物との距離感が、なんとなく近しいもののように感じられたり、あ

向井潤吉 民家と街道

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
かつて江戸を基点につくられた五街道をはじめ、全国各地の街道は、明治以降の鉄道や自動車道といった交通網の整備を経て、現代の私たちの生活においても、さまざまなかたちでその名残を留めています。また、街道沿いの宿場は行き交う物や人の出会いの場として、独特の風情ある景色が醸成されていきました。 洋画家・向井潤吉(1901-199

音楽とマリー・ローランサン 『椿姫』水彩原画12点特別公開

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
オペラ『椿姫』水彩原画12点特別公開 ローランサンの作品には音楽を表す様々な楽器が描かれています。それはギター、バンジョー、マンドリン、ヴァイオリン、チェロなどの弦楽器、ピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器、ラッパや笛などの管楽器ですが、そこに彼女の音楽への関心が見て取れるでしょう。バレエ・リュスで舞台装置と衣装のデザインを

生誕110年 東山魁夷展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
戦後を代表する国民民的日本画家として名高い東山魁夷(1908-99年)。 本展覧会は、東京では10年ぶりの大規模な回顧展です。横浜に生まれ、東京美術学校を卒業した東山は、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召など苦難の時代を過ごします。そして戦後は、独自の風景画を開拓し、おもに日展を舞台に叙情豊かな数々の名作を発表しまし

ルーベンス展ーバロックの誕生

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
近年では最大規模のルーベンス展が国立西洋美術館で開催。 17世紀を代表する画家のひとり、ルーベンス(1577−1640)。スペイン領ネーデルラント(現在のベルギーあたり)で活動した彼の作品は、豊かな色彩や動き溢れる構図によって当時ヨーロッパを席巻した“バロック美術”の見本となっています。同展ではルーベンスの作品を中心