美術館

白いやきものと肉筆浮世絵

ARTLOGUE 編集部2018/08/23(木) - 02:30 に投稿
開室3周年をむかえる10月。 肉筆浮世絵を6作品―「寛文美人図」、「男舞図」、「若衆図」(菱川派)、「桜下美人図」(勝川春章)、「若衆観楓図」(伝近藤勝信)、「炬燵を囲む男女図」(伝菱川師信)―を展示します。 1階には「白いやきもの」と題し、唐時代の白磁や景徳鎮の青白磁など11作品を展示します。生活に彩りを与えた器や

こころの扉―清原啓子と倉本麻弓

ARTLOGUE 編集部2018/08/23(木) - 02:30 に投稿
清原啓子(1955-1987)は、将来の活躍を期待されながら31歳で夭折した銅版画家です。若い頃から九生十蘭や三島由紀夫等の文学に傾倒した清原は自ら「時代遅れ」と自嘲しながらも、神秘的、耽美的な物語性にこだわった濃密な世界を構築しました。作品は約10年間で30点(未完成を含む)を制作したのみでしたが、1点1点作家の尋常

日下八光日本画展-自然美の探求と知られざる画業

ARTLOGUE 編集部2018/08/22(水) - 02:30 に投稿
日本画家・東京藝術大学教授として知られた日下八光(1899-1996年、徳島県阿南市出身)の画業を紹介する初の回顧展です。日下は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業し、戦前の帝展など、一級の舞台で活躍するとともに、模写の分野でも大きな業績を残しました。本展では、自然美を探求した日本画、装飾古墳の模写、戦前の日本や朝

工藝を我らに セレクション ―資生堂が提案する美しい生活のための展覧会―

ARTLOGUE 編集部2018/08/22(水) - 02:30 に投稿
資生堂アートハウスでは、当館が2015年から2017年にかけて開催した企画展、第一期「工藝を我らに」を回顧する、「工藝を我らにセレクション」を開催いたします。 「工藝を我らに」は、陶藝の十四代今泉今右衛門(じゅうよんだい いまいずみ いまえもん・1962-)・内田鋼一(うちだ こういち・1969-)、ガラス工藝の松島

秋季展 江戸絵画の美 ―白隠、仙厓から狩野派まで―

ARTLOGUE 編集部2018/08/22(水) - 02:30 に投稿
細川家には多彩な江戸時代絵画が伝わります。江戸時代に幕府や諸大名の御用絵師の座をほぼ独占した江戸狩野派の優品をはじめ、動物画を得意とした森派、谷文晁の《東海道勝景図》などがあります。 また、細川家8代目の重賢(しげかた)は数々の写生帖を制作させて江戸時代における博物学に多大なる影響を与え、10代目の斉滋(なりしげ)は

In Focus 9 ―卒業生の現在―

ARTLOGUE 編集部2018/08/21(火) - 02:30 に投稿
尾道市立大学を卒業・終了後、創作活動を継続している若手作家に焦点を当てる企画展です。9回目となる本展は、方眼紙の上に引かれた有機的なリズムを持つ執拗な線で、観るものを引き込んでいく児玉香織。しなやかさと同時に内に秘めた生命力を感じさせる形を、半磁器の質感や釉薬の光沢を活かして作る中曽智子。そして、柔らかな光や暖かな空気

特別展「王朝文学への憧れ 歌・物語に染まる、もののあはれ」

ARTLOGUE 編集部2018/08/21(火) - 02:30 に投稿
四季折々の情景や自然の趣、恋情や別れの哀しみを歌に詠み、溢れる心情を交わした平安時代。貴族社会において和歌は教養であり、社交に華を添える大切な手段でした。男女の揺れ動く恋心や貴族たちの人生観を描いた『伊勢物語』や『源氏物語』などの文学作品は、今なお人々に親しまれています。 雅やかな文化が生まれた平安朝は、和歌にも知性

ザ・ベスト・セレクション

ARTLOGUE 編集部2018/08/21(火) - 02:30 に投稿
1988(昭和63)年4月22日に開館した名古屋市美術館は、今年開館30周年を迎えます。所蔵品の総数は開館10周年の平成10年度末までに2,106点、20周年の平成20年度末までに4,332点となり、平成29年度末現在、その総数は6,278点に達しました。開館30周年を機に、当館所蔵品の中から選出した名品を企画展示室に

ワークショップ「鬼師直伝!鬼面の鬼瓦づくり」

ARTLOGUE 編集部2018/08/21(火) - 02:30 に投稿
鬼瓦は、屋根の上から睨みを効かせて厄災からその家の人々を護っています。 本ワークショップでは、鬼瓦職人の鬼師(おにし)さんから教わりながら、玄関や庭先を飾る厄除けのオリジナル鬼瓦を制作します。 日時  9月16日(日) 午後1時30分~4時 講師  三州鬼瓦製造組合 鬼師 場所  かわら美術館 2階陶芸創作室 参加

【10月13日(土)】「屋根を飾る ―鬼とは何か―」ギャラリートーク

ARTLOGUE 編集部2018/08/21(火) - 02:30 に投稿
ギャラリートーク「地獄極楽絵図の鬼を見る」 南海山地蔵寺から高浜市へ寄贈された、地獄と極楽を描いた二幅一対の軸を期間限定で展示します。 瓦や昔話にも登場する「鬼」はどこからきたのか。地獄を描いたものには、多くの鬼がみられ、さまざまな鬼の仕事をしています。「地獄極楽絵図」の鬼の様子を見てみましょう。 日時  10月13