工藝を我らに セレクション ―資生堂が提案する美しい生活のための展覧会―

ARTLOGUE 編集部2018/08/22(水) - 02:30 に投稿

資生堂アートハウスでは、当館が2015年から2017年にかけて開催した企画展、第一期「工藝を我らに」を回顧する、「工藝を我らにセレクション」を開催いたします。

「工藝を我らに」は、陶藝の十四代今泉今右衛門(じゅうよんだい いまいずみ いまえもん・1962-)・内田鋼一(うちだ こういち・1969-)、ガラス工藝の松島巌(まつしま いわお・1946-)、漆藝の小椋範彦(おぐら のりひこ・1958-)・小西寧子(こにし やすこ・1968-)によるグループ展で、メンバーは年に一度「生活の中で使うもの」というテーマで新作を発表し、アートハウスの会場において、作品を実際に用いる場面を想定しながら展示をするという試みでした。

それは、資生堂が1872年の創業以来続けてきた、商品はもとより、パッケージや宣伝制作物に至るまで、美しいもの、品格あるものを創造すること、そして、一化粧品会社の立場から日常生活全般の藝術化を提唱してきた歴史の延長線上にあるもので、展覧会を通じて、私たちの身の周りから始まる美しい生活の在り方を提案するものでした。
今回のセレクション展では、3年間の「工藝を我らに」において発表された作品を中心に、さまざまな道具類や美術品などを組み合わせながら日常の一場面を再現し、第一期「工藝を我らに」の歩みを振り返ります。

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