IZUMI KATO LITHOGRAPHS — A POP-UP EXHIBITION SOLO SHOW
Untitled, 2017. Lithograph. 70 x 56.5 cm / 27 9/16 x 22 1/4 in. 13/36 + 7 AP.
Photo: Kei Okano. ©2017 Izumi Kato. Courtesy the Artist and Perrotin.
山下 耕平 個展 WOODS
Photo by Takeshi Asano / Courtesy of TEZUKAYAMA GALLERY
刺繍する犬「無効化された音の装置」展
Protective coverall, noise 2017 約180 × 50cm
化学防護服に刺繍:DuPont社製化学防護服、鉛、フェルト、刺繍糸
伊勢現代美術館
岡本太郎とメディアアート 山口勝弘-受け継がれるもの
アヴァンギャルドの一匹狼として、戦後日本の美術界にノンを突きつけた岡本太郎ですが、同時に分野を超えた新しい 芸術の展開を求める活動の中では、そこに集う若い芸術家達に惜しみのない支援を欠かしませんでした。その精神を受け 継ぎ、時代に先駆け独自の表現を確立していったアーティストに山口勝弘がいます。インターメディアの先駆けとなる「実 験工房」の時代からインタラクティブな関係をめざした「ビデオアート」や「環境芸術」など、アートとテクノロジー、 そして社会との関わりを掘り下げ、新たな表現に挑んだ山口。山口が次世代を継ぐ多くのアーティストを世に送り出した ことによって現代のメディアアートという分野が確立されたのです。 本展は、岡本太郎から山口勝弘、そして彼らの活動の先に開花したメディアアートを担う現代アーティスト 10 人の作品 を紹介するものです。会場では山口が岡本に捧げたオマージュ作品をはじめとし、現代アーティストの作品が岡本太郎の 展示空間でコラボレーションします。戦後日本の現代美術の原点から始まり、アートとテクノロジーの融合をめざした新 しい芸術分野の成立に至るメディアアートの歴史的な連続性を概観していただければと思います。
Deep Forest 上原浩子 展
深淵 /Abyss 2016 Toso clay, clay stone power, white pigment, oil,
resin H83 x W27 x D 25 cm
この度、TEZUKAYAMA GALLERYでは5年ぶりとなる上原浩子の個 展「Deep Forest」を開催いたします。
1985年、群馬県に生まれた上原は、京都市立芸術大学及び大学院 を卒業後も京都を拠点に制作活動を続けています。
大学在学中より平面作品を中心に制作していた上原ですが、自身の 表現の可能性を求め、並行して立体制作へと作家としての活動の幅 を広げて来ました。平面制作で培った描写力と以前から興味があったと話す日本古来より伝わる自然の中に精霊や神が宿ると言われる アニミズムの思想に感化され、一貫して植物と人間の融合をテーマに制作しています。モチーフとされる生き物の表情は穏やかで、繊細で柔和に表現された肌からは、神々しく優しくも強い生命力を感じることができます。
ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて
レイチェル・マクリーン《大切なのは中身》 2016 Commissioned by HOME,
University of Salford Art Collection, Tate, Zabludowicz Collection, Frieze Film and Channel 4.
芸術は、いわば「危険早期発見装置」である。そのおかげでわれわれは、社会的、精神的危険の兆候をいち早く発見でき、余裕をもってそれに対処する準備をすることが出来るのである。*1
Veronika DOBERS 展 Between Earth and Heaven
Veronika DOBERS《Between Earth and Heaven》 80x60cm 2016年 アクリルガラスに油彩・水彩