江戸美人のトレンド、ファッション、
北斎が追及し続けた究極の美人画とは?
北斎は 70 年に及ぶ画風の変遷の中で、特徴的な美人のスタイルを確立していきます。古くから日本美人の型 とされている、うりざね顔の<楚々 そ そ とした女性>から、次第にボリュームのある<艶やかな女性>を描くようになっ ていきました。「冨嶽三十六景」などの風景画で知られる北斎ですが、特に壮年期は、美人画家の北斎、戯作 者の京伝と当時の洒落本において並び称されるほどでした。本展では、当館所蔵の北斎とその弟子たち一門の 描いた美人画と、江戸の女性風俗を伝えるポーラ文化研究所所蔵の結髪 け っ ぱ つ模型などの資料等を合わせて、 130 点ほどの作品や資料から北斎の美人画の魅力を伝えるとともに華やかな江戸美人の世界をご紹介します。
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■本展の見どころ
・「北斎の美人画の変遷」 1 章 北斎美人七変化-美人様式のうつりかわり
北斎は 70 年にも及ぶ長い画業の間、さまざまに画風を変えています。初期の春朗期から宗理様式の時代、さらに「葛飾北斎」や「戴斗」と名乗る読本挿絵の時代、そして晩年に至るまで美人のスタイルも同じように変化しています。北斎が描いた、時代ごとの美人たちをお楽しみください。
・「江戸時代のファッション・ヘアスタイル」 2 章 華麗なるファッション・ヘアスタイルの世界
北斎の作画の特色は、構図や発想が大胆である一方、描き込みや筆使いが非常に緻密なことです。その特色は美人画においても発揮されていて、細かな衣装の文様の描写や装飾品の描写等も見どころです。
・「北斎美人画の系譜」 3 章 北斎スクールの美人たち
北斎には、孫弟子まで含め 200 人を超える門人がいたとされており、その門人たちの画風は様々です。その理由は北斎自身、約 70 年に及ぶ長い画業の間、画風を変化させ続けていたため、受け入れる時期によって門人たちに与える影響も異なっていたからと考えられてます。また、自分の画風をかたくなに守らせようとするよりも、大らかに育成していたことが、門人たちの様々な画風から感じられます。本章では、北斎スクールの面々が残した一門の美人画をご紹介します。
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■開催概要
会 期:2018 年 2 月 14 日(水)~ 4 月 8 日(日)
[前期] 2 月 14 日(水)~ 3 月 11 日(日)
[後期] 3 月 13 日(火)~ 4 月 8 日(日)
主 催:墨田区・すみだ北斎美術館
監 修:村田孝子(ポーラ文化研究所シニア研究員)
協 力:ポーラ文化研究所
観覧料:AURORA(常設展示室)も観覧いただけます。
一般 1000 円(800 円)、中学生600円(240円)、
高校生・大学生 700 円(560 円)
65 歳以上 700 円(560 円)、障がい者 300 円(240 円)
※( )は団体料金
【きもの割引実施】
きもの割引実施 期間中、着物で来館された方は当日の観覧料が団体割引でご覧いただけます。