森村泰昌

オンライン3DVR美術鑑賞の新たなプラットフォーム「ARTLOGUE VR」がローンチ! 文化庁「文化芸術収益力強化事業」

遠藤 友香2021/02/05(金) - 15:19 に投稿

株式会社アートローグ(以下、アートローグ)は、文化庁の文化芸術収益力強化事業「美術館展覧会の3DVRコンテンツ有料化による収益力強化事業」に採択され、展覧会の3DVRのバーチャルツアーを有料公開するプラットフォーム「ARTLOGUE VR」をローンチしました。
 

ARTLOGUE VR をご鑑賞いただきありがとうございました。
文化庁「文化芸術収益力強化事業」での公開は終了しました。

美術館、展覧会などの3DVR制作にご興味のある方は、ご相談からでもお気軽にお声がけください。

>お問い合わせ先

 

セルフポートレイトという形で、日本人としての「私」とは何かを問いかける「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展が、原美術館にて開催中!

遠藤 友香2020/01/30(木) - 19:26 に投稿

原美術館の外観
2020年12月末に閉館することが決まっている、東京・品川にある原美術館。1979年に開館して以来、約40年にわたって日本のコンテンポラリーアートシーンにおいて重要な役割を担ってきました。そんな原美術館で、1⽉25⽇(⼟)から4⽉12⽇(⽇)まで、「森村泰昌:エゴオブスクラ東京 2020―さまよえるニッポンの私」展が開催中です。

展示風景

森村泰昌が”M”に扮する!「Mの肖像 第2期 作品を解く鍵はエムだ」

徳中 千恵2019/12/09(月) - 23:36 に投稿

美術家・森村泰昌氏の作品にはマリリン・モンロー、モナ・リザ、三島由紀夫など”M”で始まる人物がしばしばモチーフとして登場します。そんな”M”にまつわる作品の系譜を辿る展覧会がmorimura@museumで開催中です。

マイケル・ジャクソン、マドンナ、偉大なポップスターである二人の偉大な”M”のイメージを再構築させた《サイコボーグ》シリーズも多数展示されすが、こちらはなんと25年ぶりの公開!

展覧会会期中には、森村氏の新書『自画像のゆくえ』の読書会が開催され、森村氏とこちらの本について自由にお話する機会が設けられるとのこと。その他森村作品の制作に携わったスタッフによるギャラリーガイド等、多数のイベントが企画されており、森村ファンには見逃せないイベントが目白押しです。

森村作品の様々な”M”を是非ご堪能ください!

 

【展覧会情報】

「Mの肖像 第2期 作品を解く鍵はエムだ」

会 期:
第1期 10月4日(金)~ 12月22日(日)
第2期 2020年1月10日(金)~5月10日(日)

世界初、「フェルメールの絵になれる」展覧会であなたもフェルメール作品の登場人物に!「モリメール写真館」追加チケット販売決定!!

ARTLOGUE 編集部2019/03/25(月) - 16:31 に投稿

「M@M(モリムラ@ミュージアム)」で開催中(6月30日まで)の「モリメール あなたも『フェルメール』になれる」展は、自らが絵のなかの登場人物に扮して撮影するという、 セルフポートレイト作品を30年以上も手がけ続けてきた森村泰昌さんの変身術が体感できる展覧会。

同展の特別企画「モリメール写真館」は、これまで森村の変身を手掛けてきた「チームモリムラ」の手でフェルメール作品の登場人物になれてしまうと、あっという間にチケットが完売してしまいました。

そんな「モリメール写真館」ですが…

なんと!好評につき特別追加チケットの販売が決定しました!!

4月1日(月)20:00から、m@mホームページにて13組分、特別販売されるとのこと。

追加販売される「モリメール写真館」の日程、時間、料金は以下の通りです。
 

モリメール あなたも「フェルメール」になれる

ARTLOGUE 編集部2019/02/28(木) - 17:35 に投稿

自らが絵のなかの登場人物に扮して撮影するという、 セルフポートレイト作品を30年以上も手がけ続けてきた森村泰昌。「モリメール あなたも『フェルメール』になれる」展は、そんな彼の変身術が体感できる展覧会です。 世界初、あなたも「フェルメールの絵になれる」展覧会に、参加してみませんか。

今なお世界屈指の人気画家として知られる17世紀オランダの画家 ヨハネス・フェルメール(1632–75)。モリムラは、これまでフェルメールの《絵画芸術》、 《真珠の耳飾りの少女》をテーマにした作品が手がけてきましたが、 今回、新たに《牛乳を注ぐ女》に取り組みます。同展ではこれら、 いわばモリムラのフェルメール三部作にくわえ、各作品の関連資料や映像、 そして、撮影に用いられたフェルメールの部屋のセットを展示します。 さらに画期的なのは、これらの部屋にはどなたでも自由に入って、 「あなたのフェルメール作品」を自由に撮影できることです。 フェルメール気分を思う存分お楽しみください。

ART in PARK HOTEL TOKYO 2019

ARTLOGUE 編集部2019/02/24(日) - 19:26 に投稿

現代美術のアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2019」(略称:AiPHT / アイファット)がパークホテル東京(汐留)にて開催されます。総勢42ギャラリー(東京:15軒、東京以外:21軒、台湾:3軒、韓国:3軒)が出展し、ホテル客室をギャラリーに仕立て、イチ押しの作品を展示・販売致します。作品は若手注目作家から、国際的に活躍する著名作家の絵画・彫刻・版画・写真に限らず、空間全体を使ったインスタレーションまで、幅広くご覧いただけます。 当フェアの特徴のひとつは、東京以外を拠点とするギャラリーが数多く出展する点です。東京ではなかなかご覧頂く機会の少ない作家・作品を、少数精鋭の質の高いプレゼンテーションでご紹介します。

バブルラップ<br>「もの派」があって、その後のアートムーブメントはいきなり「スーパーフラット」になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を「バブルラップ」って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。

ARTLOGUE 編集部2018/12/24(月) - 17:18 に投稿

「バブルラップ:『もの派』があって、その後のアートムーブメントはいきなり『スーパーフラット』になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を『バブルラップ』って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。」は、世界的に活躍する現代美術家村上隆のキュレーションにより、日本の戦後の現代美術を捉えなおそうという展覧会です。

百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:20 に投稿
本展は、1910年代から現在までの百年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現を捉えて独自の創作を展開した編み手である作家たちの実践として、東京都現代美術館のコレクションを核に再考するものです。日本の近現代美術史のなかに点在する重要な作品群を、当館の3フロアの展示室全体を使って総覧することで、百年にわたる歴史の一側面があきらかになるでしょう。

森村泰昌<br>「私」の年代記 1985〜2018

ARTLOGUE 編集部2018/11/09(金) - 22:08 に投稿

森村芸術とは何か。

森村は⾃らを20世紀・昭和を出⾃とする⽇本の芸術家である、ということに⾃覚的です。⽇本は明治維新後は⻄洋⽂明・⽂化に影響を、太平洋戦争後はアメリカ⽂明・⽂化に影響を強く深く受けてきました。古くはそれは中国⽂明・⽂化でした。そうした⽇本の「古層」的な⽂明⽂化受容の精神構造を前提に、⾃らの芸術のあり⽅を追い求めてきました。そこには時代精神と歴史精神の両側⾯に⽴脚しようとする森村の決意・態度が伺えます。

森村芸術とは、⾃分ではない何かになる試みを続けながら、⾃分であることの意味を問い続ける営みの集積です。他者及び他者の芸術成果・歴史的事件に対する独⾃の分析を加えながら、⾃分の⾝体を⽤いて写真・映像・パフォーマンス表現をすることを考えれば、森村芸術とは、成果としての撮影作品だけではなく、実践としての現場もまた森村芸術の重要な⼀部を占める、と⾔ってもよいかもしれません。森村が作品において現場感の表出を⼤事にしているのはその表れです。

M@M開館記念展<br>君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?<br>—森村泰昌のもうひとつの1980年代—

ARTLOGUE 編集部2018/11/09(金) - 21:10 に投稿

森村泰昌が本格的に作品を発表し始めたのは、1980年代半ばのことでした。

本展では、初めてのセルフポートレイト作品による個展「菫色のモナムール、其の他」(1986年、ギャラリー白)の展示の再現にくわえ、モノクロの風景写真や、交通標識に扮した自画像、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》に倣った《男の誕生》など、滅多に見ることができない作家秘蔵の80年代作品約30点をご覧いただきます。

モリムラの初期作品の面白さが概観できるとともに、1980年代の日本の現代美術の知られざる動向を知る重要な手がかりになることでしょう。

■M@Mって何ですか?
エム・アット・エムと呼んでください。
美術家・森村泰昌の作品がいつでも見られる、スペシャルな美術館です。
フロア面積は400㎡。ふたつの展示室とライブラリー、サロン、ミニシアター、ショップがあり、それぞれの部屋にはモリムラによって名前がつけられています。