子ども

子どものための建築と空間展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿

私たちが子どものときに過ごした空間は、原風景として長く記憶に留まり、その後の生き方や考え方の形成に与える影響は少なくありません。

本展は、子どもたちのためにつくられた学びの場と遊びの場の建築と空間のなかから、日本の近現代の建築・デザイン史において、ひときわ先駆的かつ独創的なものを紹介する展覧会です。

日本の近代教育は明治時代に始動し、校舎の建設もそこから始まりました。民衆に愛された明治の擬洋風建築の校舎、大正自由教育の時代の造形豊かな小学校、1970年代の先駆的なオープンスクールなど、さまざまに変遷し、子どもたちの活動を受け止めてきました。各建築ごとに、子どもたちが親しみを持てるシンボリックな外観が考案され、心安らぐインテリアの充実が図られるなどの工夫も重ねられてきました。

一方、幼稚園・保育園や、学校以外の遊び場や読書の空間といった子どもたちの居場所にもユニークな取り組みがあります。それらを、作り手と使い手の両方に着目しながら選んだ写真、図面、模型といった作品資料の展示を通してご覧いただきます。

また、教育玩具や絵本の原画なども選りすぐって紹介します。社会のあり方が大きく変化する現代、本展がこれからの子どもたちが育つ環境づくりのインスピレーションとなれば幸いです。

1コマ漫画で子育てのストレスを忘れよう。キノコママが子育てに奮闘する『キノコ日記』

nanchatic2018/08/16(木) - 17:59 に投稿

独特のユーモアと絵の達筆さで注目しているのが、TwitterInstagramにシジョーさんが投稿している子育て1コマ漫画『キノコ日記』。キノコの形をしたママが、2人の人間の子どもを育てています。時おり動物たちも登場して、子育ての「あるある」や、ユニークな子どもの個性が、ちょっとシュールに表現されています。作者のシジョーさんにお話をお伺いしてみました。

 

登場人物とキノコ紹介


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この夏、子供と一緒に行きたい美術館(大阪、京都編)

Seina Morisako2018/07/31(火) - 16:16 に投稿
夏休みの自由研究の課題で美術館・博物館に行かれる方も多いのでは?実は課題探しに困った人にとってミュージアムは「アイデアの宝庫」。子連れアート観賞歴12年のライターが、課題探しのコツや、夏休みにおススメの美術館、博物館をお伝えします。

この夏、子供と一緒に行きたい美術館(東京編)

Seina Morisako2018/07/25(水) - 20:32 に投稿
夏休みのお出かけに困った時こそ、子どもと訪れたい美術館・博物館。子連れアート観賞歴12年のライターが、子どもと美術館を楽しむコツや、夏休みにおススメの美術館、博物館をお伝えします。

こどもの日にアートの可能性について考えてみませんか。:アートをおしきせ 20180505

ARTLOGUE 編集部2018/05/05(土) - 16:51 に投稿

 

今日、5月5日はこどもの日です。祝日法によれば「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨のようです。しかし、母だけでなく父にも感謝した方がいいとは思うのですが・・・。

さて、こどもの頃は皆さんもお絵かきをしていたと思いますが、何故かいつの間にか絵を描かなくなってしまいますよね。学校教育で、絵は上手い方がいいと教えるから純粋な楽しみだったお絵かきが、評価の対象になり楽しくなくなってしまうからでしょうか。

一説には日頃から文化芸術に接している人と、そうでない人では生涯年収にも差がついてしまうという話もあります。また、山口周さんの著書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)』にも、ノーベル賞受賞者は一般人の2.8倍も芸術的趣味を保有していると書かれています。

ビビッドな感性との出会い。ワークショップで隠れた自分を発見しよう

nanchatic2018/04/23(月) - 18:39 に投稿
©self-help 「涼太と周平展」から


偶然からアートが生まれる瞬間を目撃する。子どもたちや障がい者のビビッドな感性に触れる。遊びながらアートづくりを楽しむワークショップに参加して、自分の中の「子ども性」を再発見してみませんか。



大人の中の子どもの感性


静岡県浜松市を拠点に、「こどもアートスタジオプロジェクト」など数々のワークショップを日本各地で手がけてきたコミュニティ・アーティストのホシノマサハルさん。シルクスクリーン印刷の専門家でもあるホシノさんは、「子どもと大人、障がい者と健常者の境目なんてあいまいだと思うんです」と語ります。

今日はどこいく?子どもとのびのびアート鑑賞 ~子どもだましならぬ、子どもに寄り添うオペラが「感性」を刺激する!~

fujisakiwith2018/03/23(金) - 17:11 に投稿

ライターのfujisakiwithです。現在、2歳9か月の娘がいます。日々伸びやかに変化するその成長をみて、彼女の中の「感性」も柔軟に育ってほしいと思うようになりました。最近では、意識して、さまざまなアートな環境に出かけています。今回はなんと、0歳の赤ちゃんでもオペラの感動を体感できる催しに行ってまいりました!


成長に合わせた「アートな刺激」。感性の広がりを見守りたい

1歳を過ぎた頃から好奇心が芽生え、自分を取り巻く「外の世界」を意識するようになってきた娘。これから大人になるにつれて、生まれ持った個性とは別に「環境」から感性を紡いでいくのだと感じました。その頃からアートの力を借りて、娘の感性を刺激してはどうだろう?と思うようになりました。

そして現在。耳の発達が著しい時期のようです。日常の「生活音」に加え、川のせせらぎなど「自然音」を感じに出かけたり、「コンサート」を中心にお出かけ場所を選んで音楽からも感性にアプローチするようにしています。

今回お出かけした「クラシック・ミーツ・キッズ どうぶつ達のカーニバル」は、実は1歳のときにも行ったことのあるコンサート。コンサートのライブ感が与えてくれる「去年とは違う感動」はもちろん、娘の「成長に伴う新しい反応」にも目が離せない時間でした。

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第四話 「言葉を話すようになったらどうする?」

Seina Morisako2017/04/19(水) - 15:43 に投稿

アートブロガーのSeina Morisakoです。みなさん、赤ちゃんと一緒にアートなお出かけしていますか?極端に言うと、美術館に出かけなくてもいいんです。アートを親子で身近に感じていますか?

 

話すようになるのは嬉しい、でも。

 

赤ちゃんが発声から会話へ移行するととても楽しくなります。「ああ!こんなこと言った!」とか。毎日が発見です。

でも、気をつけなくてはいけないのは、自分と子どもは楽しくても、「赤ちゃんとの会話を聞いて、全ての人が機嫌がよくなる訳ではない」ということです。とくに日本の美術館のような静寂を求められる場所では子供の声は目立ちます。

 

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』と育児アプリ 「育児手帳」「母子健康手帳」がタイアップ!

ARTLOGUE 編集部2016/11/30(水) - 11:56 に投稿

ARTLOGUEで連載中の、『子どもと一緒にアートなお出かけ』と、株式会社 博報堂DYメディアパートナーズの運営する育児アプリ「育児手帳」および「母子健康手帳」との連携を開始します。

『子どもと一緒にアートなお出かけ』の著者であるSeina Morisakoは、これまで9年以上に亘り息子と美術館やギャラリーなどを巡り、そこでの体験をブログに記してきました。ARTLOGUEで8月2日に公開したコラム『声を大にして言いたい。「アートは育児を救う」。』が大きな反響を得たことで、ARTLOGUEでの連載開始と今回の「育児手帳」との連携に結びつきました。

連携は、「育児手帳」および「母子健康手帳」アプリ内、1才時の「お役立ち情報欄」にSeina Morisakoのショートコラムを掲載し、そこから「関連情報」としてARTLOGUEでの連載『子どもと一緒にアートなお出かけ』にリンクします。

アートへのニーズは近年非常に大きなものになってきています。特に子どもに関しては、内閣府の調査でも、「こどもの文化芸術体験の重要性」について、93%以上の人が「極めて重要」と回答しており、関心の高さを物語っています。しかし、子どもと美術館に行く際の情報などは殆ど提供されておらず、本件はまさに時代のニーズが生み出したコラボレーションなのです。

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第三話 「アートはママ・パパにも自由との出会いを」

Seina Morisako2016/11/27(日) - 19:53 に投稿

アートブロガーのSeina Morisakoです。前回は赤ちゃんと一緒にアートなお出かけは赤ちゃん、そして赤ちゃんに関わるすべての人の未来に通じていることを実感した経験をお話させて頂きました。
赤ちゃんとのアートなお出かけは赤ちゃんだけでなく、赤ちゃんの未来の家族にも通じていると私は今も日々感じています。
それってすごいって思いませんか?

でも、赤ちゃん連れで美術館なんて、親の我儘じゃないかしら。と思ってしまうお父さんお母さんがまだ多いことも事実。お出かけしてるパパやママにわざわざ一言う人がいますもんね。そんな人が後ずさりするくらい、私は声を大にして伝えたいです。
いいではないですか!アートなお出かけはすべての人に新しい出会いをもたらすのだから!

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