特別企画「陶の花 FLOWERS」展ー春、美術館でお花見
花は古来より世界各地の様々な芸術のジャンルにおいて表現されてきました。近世のやきものにおいては花の吉祥文様が器を彩り、また近代には様々な花の陶製タイルが近代建築を豊かに彩りました。そして現代陶芸においても、植物が持つ生命力、美しさ、儚さなどにインスピレーションを受ける作家は多く、それぞれの思いをもって表現をおこなっているのです。本展では、「花」を入り口に様々な時代の陶による表現の世界を探ります。
2018年10月。インドネシアで開催された展覧会、「ときどきTOKIDOKI―日本のアール・ブリュットinインドネシア―」。大盛況だったこの展覧会を、インドネシアのアール・ブリュット作品と共に再構築し日本の皆さまにお披露目いたします。 インドネシアで展示した日本の8名の作品に加え、新たにインドネシアの3名の作品を初公開いたします。また、ジョグジャカルタにも拠点を置く美術家の北澤潤とのアートプロジェクト「ひとときのミュージアム」の関連空間、インドネシアでも多くの人を惹きつけたNO-MAのアートディレクターはたよしこの「ボーダレス・アート」を巡る言葉も展示します。NO-MAや日本のアール・ブリュット作品を、ストーリーを持って紹介したインドネシアの展覧会の雰囲気を、日本の皆様に追体験していただき、NO-MAが目指してきたこと、大切にしてきたことを感じていただきます。