写真展「光陰矢の如 し」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
プラザギャラリーは1988年10月調布仙川に産声をあげました。その頃の仙川は、駅からギャラリーにたどり着くまで栗畑や梅林がありDMの地図を頼りに歩いてもこの先本当にギャラリーなどあるのかと疑問に思うほどの殺風景な静かな町でした。あれから30年、ここ仙川は本当に変化致しました。 今回の写真展はプラザギャラリー開設30年を記念しまして、かつてプラザ・ギャラリーで展覧会をして頂きました作家達の展覧会です。写真でまとめてみますと作家それぞれの個性が際立つ素晴らしい企画になりました。 新しい仙川の街並と写真の多様性と可能性を存分にお楽しみ頂けましたら幸いです。 【出品作家】※敬称略 桑原敏郎/五井毅彦/小平雅尋/小林のりお/齋藤さだむ/白汚零/鈴木秀ヲ/田村彰英/築地仁/奈良原一高/村越としや/山本糾

ラウル・デュフィ展 ― 絵画とテキスタイル・デザイン ― (仮称)

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、現代でも多くの人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ(1877-1953)。本展では近代社会の諸相を捉えた優美な絵画と、ポール・ポワレらファッション・デザイナーから重用された大胆でモダンなテキスタイル・デザインを一堂に紹介します。 純粋芸術の絵画と応用美術のテキスタイルという二つの表現媒体を軽やかに越境しながら制作された作品群を展観することで、デュフィ芸術における優れた装飾性の持つ意義と画家が目指した表現の本質が浮かび上がります。

メスキータ展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
サミュ工ル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、ユダヤ系オランダ人としてアムステルダムに生まれました。建築を学び、その後美術の世界に転じます。30代から美術学校でデザインや版画の指導者として教鞭をとるかたわら、さまざまな技法を用いて個性的な版画を数多く制作しました。しかし1944年ナチスによって家族もろとも連れ去られ、全員強制収容所で亡くなります。欧州では近年、作品総目録が刊行され、展覧会も開催されるなどメスキータの紹介と再評価の気運が高まっています。本展はドイツの個人コレクターの所蔵品を中心に、200点を超えるメスキータの全貌を紹介する日本初の展覧会となります。

ルート・ブリュック 蝶の軌跡

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
日本 ― フィンランドの外交樹立100周年にあたる2019年、フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999、没後20年)の展覧会を開催します。本展では、約200点の作品を通して、アート、デザイン、建築の境界を超えるような仕事の全貌を紹介します。日本の方々がきっと初めて目にする「もうひとつのフィンランド」、少しメランコリックでスピリチュアルな世界観を新たに楽しむ機会となるでしょう。

日中文化交流協定締結40周年記念<br>特別展「三国志」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
本展は、「リアル三国志」を合言葉に、漢から三国の時代の文物を最新の成果によってひも解きます。2世紀末、漢王朝の権威がかげりをみせるなか、各地の有力武将が次々に歴史の表舞台へと躍り出ました。そうして魏(ぎ)、蜀(しょく)、呉(ご)の三国が天下を分かち、新時代へと向かう大きなうねりとなりました。近年、三国志をめぐる研究は曹操高陵そうそうこうりょうの発掘など空前の活況を呈しています。それらは実物ならではの説得力と、歴史書や物語をしのぐ迫力があります。2019年、三国志の"新時代"が始まります。

新・北斎展 HOKUSAI UPDATED

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
北斎の代表作としては、国際的にも“Great Wave”と称されて名高い「神奈川沖浪裏」を含む、「冨嶽三十六景」シリーズ、19世紀のヨーロッパにおけるジャポニスムの流行の契機となった『北斎漫画』などが一般的に知られていますが、これらは、約70年に及ぶ北斎の画業のほんの一端にすぎません。 本展では、北斎の最初期、勝川派の絵師として活動した春朗期(20~35歳頃)、勝川派を離れて浮世絵画派とは一線を画した作画活動を行った宗理期(36~46歳頃)、読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期(46~50歳頃)、多彩な絵手本を手掛けた戴斗期(51~60歳頃)、錦絵の揃物を多く制作した為一期(61~74歳頃)、自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75~90歳頃)と、その壮大な画業を通覧。国内外の名品、近年発見された作品、初公開作品を通じて、真の北斎に迫ります。 ※会期中展示替えがあります

特別展御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿

特別展御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」は、 宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、 天皇陛下御即位 の儀式に際して東山魁夷、 高山辰雄が平成2年(1990)に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屏風」や、 天皇皇后両陛下が外国御訪問の 際にお持ちになって紹介された作品などを展示するものです。 両陛下がお伝えになった日本文化を通して、 海外の様々な人々が、 わが国へ の親しみと交流を深めてきました。

御即位30年という記念すべき年に開かれる特別な展覧会として、 両 陛下が担われた文化交流を紹介いたします。

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トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
2019年、トルコの多様な芸術や文化を紹介する「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」を開催いたします。 アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地・トルコは、多様な文化を受容・融合し、比類ない美を育んできました。本展では、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館が所蔵する貴重な宝飾品、美術工芸品をとおして、花々、とりわけチューリップを愛でた宮殿の生活、オスマン帝国の美意識や文化、芸術観を紹介します。 オスマン帝国のスルタンと日本の皇室の交流を示す品々のほか、明治期の日本美術品を里帰りさせるなど、両国の友好関係にも光をあてます。 アジアの東と西の端に位置する両国民が時代の節目となる年に交流のすそ野を広げ、友好を未来につなげることを願って開催するのが今回の展覧会です。 約170点の作品を通して、トルコの歴史、文化、美を愛でる国民性をより深く理解する機会となれば幸いです。

松本竣介 読書の時間

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:31 に投稿

松本竣介没後70年を記念して、当美術館では、「松本竣介アトリエの時間」につづき、「松本竣介読書の時間」を開催します。 「アトリエの時間」では、画家がアトリエで過ごした時間に思いをはせながら、画家と作品(創作)との間を結びつけ、創作の内側を考察しました。 今回「読書の時間」では、大切に保管されてきた画家の蔵書に注目します。900冊を超える蔵書は、美術ばかりではなく、恩想、哲学、文学等、多岐にわたります。 松本竣介は、画家であり、読書家であり、愛書家であったといってもいいでしょう。 そして、今Hまで保存された蔵書全体は、昭和戦前、戦中期に育まれた市井の知性のひとつの集積であり、その時代の貴重な資料ともいえます。 本展では、これらの蔵書を、今日的な視点から見つめなおし、松本竣介という画家の創作と思想の形成を再考します。