シンクロニシティ -宮津大輔コレクション × 笠間日動美術館 響き合う近・現代美術-

ARTLOGUE 編集部2019/01/29(火) - 02:30 に投稿
現代アートコレクターとして名を馳せる宮津大輔氏は、幼いころからの美術好きが講じ30歳から給料で買える範囲内で現代アート作品の蒐集をはじめられました。氏の400点にのぼるコレクションには、今や世界的に評価が確立されたアーティストがそのキャリアをスタートした時期に描いた重要な作品も少なくありません。 一方、笠間日動美術館は1972年の開館以来、今日に至るまで、洋画作品の蒐集を続け公開をしております。なかでも印象派からエコール・ド・パリのコレクションは、国内はもとより海外の美術館の出品要請を受け、各国の人々の眼を楽しませてまいりました。この度の「シンクロニシティ‐宮津大輔コレクション×笠間日動美術館響き合う近・現代美術‐」は、近・現代美術の作品間に時代や国・地域を超えて見出せる共通点を切り口とし、両コレクションを組み合わせる新たな視点からの試みです。 向かい合う岸田劉生の《村娘図》(1919年)と奈良美智の《無題》(1998年)は、一見無邪気であるがゆえに時に現れる少女の残酷性を見事に表しています。このほか草間弥生の《南瓜》(1981年)とルネ・マグリットの《ビュー・ニューヨーク》(1946年)、アンリ・マティスの《窓辺にすわる女》(1919-20年頃)とオラファー・エリアソンの光を使ったインスタレーション《大輔のためのウィンドウ・プロジェクション》(2011年)など、35組の様々なペアリングをご紹介いたします。これら19世紀から21世紀に創作された多種多様な作品を見比べ、美術の持つ大いなる可能性とコレクションに込められた豊かな思いをご堪能いただければ幸いです。

竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary

ARTLOGUE 編集部2019/01/27(日) - 15:36 に投稿
マンガ家・竹宮惠子の画業 50 周年を記念する巡回展が、待望の首都圏初開催!  竹宮惠子の研究成果である精巧な複製原画「原画´(ダッシュ)」のカラーイラスト、貴重な肉筆原稿など約 150 点を展示し、マンガ家・竹宮惠子の足跡をたどります。 

北斎アニマルズ

ARTLOGUE 編集部2019/01/26(土) - 15:31 に投稿
動物は絵画の不朽のモチーフであり、北斎も多くの作品を残しています。その表現方法も、描かれる対象の性格を捉え、癒されるようなかわいらしい表現から、写実的な画法による思いもよらない個性的な表現まで多岐に渡ります。北斎の動物には、繊細な表情を伝えるような特徴的な目で描かれたものもあります。 本展では、北斎とその門人の描いた動物や、玩具や道具としてデザイン化された動物、物語や伝記などの文脈と共に描かれた動物や、創造の生き物など、絵画の中のさまざまな動物を紹介します。

アートみやぎ 2019

ARTLOGUE 編集部2019/01/26(土) - 02:30 に投稿
アートみやぎ2019は宮城県ゆかりの現代作家の仕事を紹介する展覧会です。 地域に根ざした美術館活動のひとつとして行ってきた展覧会で5回目を迎えます。 宮城県内に在住または出身のアーティストを対象とし、近年、個展やグループ展等でめざましい発表活動を行い、独自の表現を提示したアーティストの作品を展示します。 今回は、5人のアーティストの創作活動を紹介し、宮城をめぐる今日の美術の状況を提示します。