レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展
作者不詳(レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく)《タヴォラ・ドーリア》 ウフィツィ美術館
Gabinetto Fotografico delle Gallerie degli Uffizi
フィレンツェのヴェッキオ宮殿を飾っていたレオナルド・ダ・ヴィンチによる未完の大壁画「アンギアーリの戦い」。《タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)》は、この壁画の中心部分を描いた16世紀前半の油彩画です。本展では、日本初公開の《タヴォラ・ドーリア》を中心に、壁画の模写や派生作品、またレオナルドの多岐にわたる活動を紹介し、失われた壁画の謎に迫ります。さらにミケランジェロがダ・ヴィンチと同じ場所に構想した壁画の下絵の模写《カッシナの戦い》(日本初公開)を加え、ルネサンス二大巨匠による競演の実現を目指します。後世に絶大な影響を与えた天才の大壁画構想。美術史上に刻まれた一大スペクタクルをご体感ください。