北海道大学総合博物館
1999年春に開館した北海道大学総合博物館は、こうした北大の多様な研究の伝統を今に伝えるとともに、最先端の研究をさまざまな実物資料や映像で展示・紹介しています。博物館にある「モノ」たちは、「コト」(=事/言)つまり情報とセットになることで、歴史や未来を語ってくれます。来館者の皆様に一つ一つのモノの背後にある「コト」にもぜひ目を向け、あるいは耳を傾け、そこから思いをふくらませてもらえるような博物館でありたいと考えています。当館ではまた、北大の目指す全人教育を担う「ミュージアムマイスター」の育成や、標本資料の準専門家としての「パラタクソノミスト養成講座」など、未来を見据えたユニークな教育活動を行っています。さらに、標本整理や展示解説など