野崎家塩業歴史館
野﨑家は製塩業と新田開発で財を成した野﨑武左衛門がその気宇に合わせて天保から嘉永年間に次々と築いていった民家です。 敷地面積約3000坪・建物延床面積約1000坪あります。長屋門を入ると、濃い緑を背景とした本瓦葺の主屋群が軒を連ねて美しく、これに並んで威風堂々と軒を連ねる土蔵群があります。 中門を入ると表書院の前庭となりますが、庭園は枯山水で、児島の豊富な石材を生かして石組に幽玄の風情を表現しています。 総じて、建物と庭園がこれほど創建のままに保存されている民家は稀であり、山陽道の代表的民家と言えるでしょう。 昭和52年に岡山県指定史跡となり、平成7年に博物館登録、平成18年に国の重要文化財(建造物)に指定されました。
薬師寺
薬師寺は「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山です。天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました。その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです。(718)現在は平成10年よりユネスコ世界遺産に登録されています。
靖国神社遊就館
中国の古典、『荀子』勧学篇「君子は居るに必ず郷を擇び、遊ぶに必ず士に就く」から「遊」「就」を撰んだものです。国のために尊い命を捧げられた英霊のご遺徳に触れ、学んでいただきたいという願いが館名には籠められています。遊就館は、22部屋の展示室と2つの映像ホールより構成されています。展示室では主に、英霊のご遺書・ご遺品と歴史記述パネルを展示しております。映像ホールでは、靖国神社や、英霊に関する映画を上映しています。
有楽町朝日ギャラリー
有数の立地と他の追随を許さぬ格調の高さは、まさにこのギャラリーならでは。高さ(3,2m)と広さ(156㎡)を自在に使って大規模な展覧会からプライベートな個展まで、さまざまな展開が可能です。
有田陶磁美術館
有田陶磁美術館は昭和29年(1954)に開館しました。建物は明治7年に建てられた焼き物倉庫を利用したもので、外壁は石蔵で内部が木造二階建てです。開館当時、町内はもとより県内にも美術館・博物館施設は少なく、県内外からたくさんの来館者を迎えました。 現在、1階の入り口で来館者を迎えているのは佐賀県重要文化財の「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」です。これは江戸時代の有田皿山を活写した資料として、多くの媒体で紹介されてきましたが、今でも当館の「看板娘」としてその地位は不動のものとなっています。 当館では1階では江戸時代初期から古伊万里様式、柿右衛門様式などの製品や幕末の製品まで、あるいは佐賀藩の藩窯であった鍋島様式のものを展示しています。2階
有馬記念館
有馬記念館は、昭和34年(1959)の久留米市制70周年を記念して、昭和35年に、郷土資料の調査・研究を目的に当時の株式会社ブリヂストン社長・石橋正二郎氏より寄贈されたもので、市制120周年にあたる平成21年度に改修されました。展示室では、有馬家ゆかりの歴史資料、美術工芸品を中心に展示公開しております。
有明美術館
穂高有明の櫟林に囲まれた私立美術館。1981(昭和56年)に開館した。 美術品は、個人の所有にとどまったまま埋没されるべきではない。千数百年を、民衆の手にふれいつくしまれ、破損なく存在してきたものである。美しいものを手にする幸せは共有したい。 有明美術館に展示する彫刻・陶滋・絵画・版画は、古いものから現代作家の作品におよぶ数点であるが、そこには歴史の流れと、芸術家の苦悩と喜びが息づいて見えよう。 すぐれた自然環境のなかで、美術に親しみながら、ものを大切にする精神をわかちあいたい。そして、人間の存在を大きく破滅の方向に立ち向かわせている現代について考えてみる・・・有明美術館はそんな場所でありえたい
養老天命反転地
世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した、身体で直接体験できるアート作品です。この作品はメインパビリオン「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されています。「楕円形のフィールド」には、「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在し、さらに、対をなす丘とくぼみ、148もの曲がりくねった回遊路、大小さまざまな日本列島などがつくられています。 ここでは、皆さまが身体を使い、バランスをとりながら、私たちの身体の持つ様々な可能性を見つけることができます。予想もつかない"不思議"と出会える空間をぜひお楽しみください!