山口蓬春といきもの 自然を愛でるこころ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:30 に投稿
日本画家・山口蓬春は、長きにわたる画業のなかで風景画や静物画、そして花鳥画など一つのジャンルにとらわれることなく、実に様々な主題に取り組んできました。日本画の伝統的なやまと絵からはじまり、「蓬春モダニズム」と称された西欧近代絵画を彷彿させるモダンな作品、その画風は多岐にわたり、大正から昭和の日本画壇に大きな功績を遺して

清方の旅 ―涼を求めて金沢八景へ―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:30 に投稿
江戸時代、現在の横浜市金沢区の海沿いは、史跡や豊かな自然に恵まれた風光明媚な地として「金沢八景」と呼ばれ、人々に親しまれていました。 子どもの頃に目にした歌川広重の版画や家蔵の本で金沢の美しい風景に魅了され、憧れを募らせていた清方は、大正7年に当地へ旅行し、それが縁となり2年後には別荘を構えます。たびたび家族と金沢へ

明治150年特別企画 新聞が伝えた明治 ―近代日本の記録と記憶

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:30 に投稿
2018年が明治150年の節目に当たるのを機に、明治時代の重要な事象・出来事を新聞がどう伝えてきたかを振り返る。戊辰戦争、西南戦争から大日本帝国憲法の発布や議会の開設、日清・日露の両戦争、西洋文化の流入や人々の生活の変化まで、新聞は明治時代のあらゆる事象を記録してきた。この企画展は、当時の新聞紙面から近代日本の誕生と歩

オパールとオパルセント 魔性の光に魅せられて

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:30 に投稿
光によって七色に煌めくオパール。心を惑わすような魔性の輝きは、19世紀になると忌み嫌われたイメージをもたらしました。しかし、ラリックは、その妖しい光に魅せられ、オパールを使用した独創的なジュエリーを次々と発表し、新たな美の価値観を生み出しました。ガラス工芸家に転身してからも、オパールの色彩を追求。光による色の変化で、幻

国立民族学博物館コレクション 貝の道

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:30 に投稿
世界中の民族によって作られたさまざまな貝細工を、美術館の空間で紹介します。多種多様な貝の色、形、大きさと同時に、人びとの手しごとが生み出す豊かなイメージをお楽しみいただけます。 アフリカ、オセアニア、アジアなど広域にみられるタカラガイの貝細工の数々をたどり、それぞれの地域、民族による仮面や衣裳、彫像などを紹介します。

明治150年記念 真明解・明治美術 増殖する新(ニュー)メディア ―神奈川県立博物館50年の精華―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:29 に投稿
明治の美術、特にその前半は横浜を起点としてはじまったといっても過言ではありません。 明治150年の節目を記念した本展では、絵画、彫刻そして印刷を柱として、新たな時代の息吹を今日に伝える、魅力的な作品や資料をご紹介します。 神奈川県立歴史博物館は、前身である県立博物館が1967年に開館して以来、50年間にわたり、横浜に