「書」は楽しい、面白い! 紙と墨の芸術作品を生み出した、井上有一の書の世界がフランスで開催。世界中にお伝えしたい日本文化が満載!!

黒木杏紀2018/07/10(火) - 23:30 に投稿
© UNAC TOKYO, 撮影:伊藤時男

 

これはいったい何でしょうか(下)。

そう、「愛」です。

サイズは横幅で約2m弱。なんと大きな愛! 

こんな愛を持った人がいたらどうだろう? と擬人化して考えてみたり。

【PICK OUT ARTS!! 今日は15本】いまさらほしい!PANTONE社が2012年に発行したエリザベス女王の衣装の色見本、他/2018.07.10

ARTLOGUE 編集部2018/07/10(火) - 19:48 に投稿
フィリップ・ド・ラースローが描いた、エリザベス女王7歳の肖像画『ヨーク公エリザベス王女』。美少女です。
Philip de László [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

ピンクやブルー、グリーンにイエロー。カップケーキのアイシングみたいにカラフルなファッションでわくわくさせてくれるエリザベス女王。
あまりにもカラフルすぎて、女王の即位60周年記念にPANTONE社がエリザベス女王の衣装の色見本帳を製作したのをご記憶の方も多いのではないでしょうか。

2012年に限定60部だけ発行されたということもあり、当然手元にないのですが(ほしい!)、togetterでまとめをみて「ほしい!」が再燃してしまいました。

うごくとまる

ARTLOGUE 編集部2018/07/10(火) - 13:15 に投稿

20世紀なかば、廃材や身近なものを組み合わせ、そこに機械的な動きを取り入れたジャン・ティンゲリーは、やがて芸術潮流「キネティックアート(動く芸術)」の巨匠と目されました。キネティックアートは、その動力源としては自然の力(風や水流など)や電力、または人力を求めます。本展では「うごくこと/とまること」に着目し、ティンゲリー以降のアーティストたちによるさまざまな表現を、原美術館のコレクションから紹介します。合わせて、昨年パリの個展で発表した泉太郎の新作を展示します。

 

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく

ARTLOGUE 編集部2018/07/09(月) - 21:43 に投稿

1969年に『ルルとミミ』でデビュー以降、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み、幅広いジャンルを手掛けてきた萩尾望都。大島弓子など同時期に人気を集めた漫画家らとともに「花の24年組」と呼ばれ、1970年代の少女漫画黄金期を築きました。

そうした中で1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、その華麗なる登場が当時の漫画界に衝撃を与えます。以後、『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)、『スター・レッド』、『マージナル』、『バルバラ異界』などの名作を世に送り出し、今も多くのファンを魅了してやみません。

本展覧会では、日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都のカラーイラストレーション、コミック生原稿など、2016年4月に武蔵野市吉祥寺美術館で開催された「萩尾望都SF原画展」での原画をベースに、120点以上を追加した約400点のSF原画が大集合。惑星に魅入られた奇跡の漫画家・萩尾望都が描きだした星々が煌く、夢の展示空間が実現します!

 

【PICK OUT ARTS!! 今日は17本】ジェイ・Z&ビヨンセから始める美術鑑賞。MVで楽しんだ後はいざルーブル美術館!?他/2018.07.09

ARTLOGUE 編集部2018/07/09(月) - 20:16 に投稿
《モナ・リザ》の辺りがえらいことになっているルーブル美術館。
作者 Max Fercondini [CC BY-SA 4.0 ], ウィキメディア・コモンズより


ビヨンセとジェイ・ZのThe Cartersがルーブル美術館で撮影した『APESHIT』のMVが話題を呼んでいます。
日本ではモナ・リザがダントツ有名ですが、美術史を彩るマスターピースであふれかえるルーブル美術館のコレクション。
「詳しくないから」とアートを敬遠しがちな方でも、なんだかみたことある、多分知ってると、記憶をくすぐる作品が出てくるはず。
ビヨンセとジェイ・Zのパフォーマンスと映像美の付いたルーブル美術館の豪華PR動画ともいえるのではないでしょうか。

芸術の都フランス・パリが日本一色に染まる! 大規模な日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」がまもなく開催。

黒木杏紀2018/07/09(月) - 17:32 に投稿

ジャポニスム2018 のシンボルマーク

「ジャポニスム 2018」のシンボルマークは、日本の文化が堂々と海を渡って外へ出ていく、その旗印となるようにデザインされています。富士山、太陽、波は、古くから日本の文様などによく描かれるモチーフです。これらの要素を、シャープで現代的な造形と、海の深い青・太陽の赤・波の白の鮮やかなコントラストの色彩で表現してみました。いかがでしょうか?

 

ジャポニズム、 ジャポニスム? どっちなの?!

「ジャポニスム」とは、19世紀中ごろからヨーロッパで始まった日本趣味・日本文化の流行を指す言葉。ちなみに英語ではジャポニ「ズ」ム、フランス語ではジャポニ「ス」ムだそう。今回の日本文化を世界へ発信する取り組み「ジャポニスム2018:響きあう魂」のタイトルは「ス」の方ですね。

どうぞお間違いなく!

 

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018

ARTLOGUE 編集部2018/07/09(月) - 16:30 に投稿

地球環境時代の美術、大地の芸術祭

大地の芸術祭では、ここに暮らす人々が自然の中で生きていくために培ってきた創意工夫、技術、労苦の結晶である棚田や瀬替え、土木工事こそが人間と自然の関係を表していると考え、その礎の元にアート作品を配置・展開してきました。その軌跡をたどりながら2018年の芸術祭を堪能する、ランチ&ガイド付き日帰りツアーの決定版「オフィシャルツアー(2コース)」は、大地の芸術祭が考える、人間が自然・文明と関わる術を追体験する旅。里山とアートを巡る旅は、まさに地球環境時代の美術の起点となります。

 

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とは

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。前回2015年は約51万人の来場者数を記録し、約51億の経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしています。

 

「Enfance/こども時代」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/09(月) - 02:43 に投稿
 横山裕一「ドレスアップ」より(「ニュー土木」収録、©イースト・プレス、2003)

 

最先端の現代アートを常に発信しているパレ・ド・トーキョーにおいて開催する、日本とフランス、ならびにさまざまな国のアーティストによる、「こども時代」をテーマにした日仏共同企画の現代アート展です。

3000 ㎡の展示スペースを使って繰り広げられる、20 人近くの現代アートの作家やフランス工芸職人による大型作品の数々は、ラビリンスのように 展開し、こども時代の空想、神話、そして成長の問題などを問いかけます。また会場正面玄関脇の屋外スペースには、Amabouz Taturo(旧名 西 野達)による新作の大型インスタレーション「A Doll’s House」が展示されます。