深沢紅子野の花美術館
国登録有形文化財"旧・軽井沢郵便局"で触れる、深沢紅子の世界。明治四十四年に建てられた木造2階建て洋館。かつては旧軽井沢の銀座通りの中心的建物で、別荘の人々の情報交換の場でもありました。2008年5月、国の登録有形文化財に指定。野の花を愛した深沢紅子(1903~1993)は、洋画家として活躍する一方、昭和39年頃から20年余、縁あって夫省三(画家)とともに旧軽井沢の堀辰雄山荘を夏のアトリエとして使用し、数多くの高原の花を水彩で描き続けました。そうした作品を鑑賞していただくために、平成8年7月、軽井沢の歴史的遺産のひとつである旧・軽井沢郵便局舎の移築とともにその2階に開館いたしました。収蔵は、野の花を題材にした水彩を中心に、油絵、リト