高野山総本山金剛峯寺
高野山は弘法大師の開創以来、12世紀にわたる長い歴史の中で栄枯盛衰を繰り返し、今なお法燈を守り続ける真言密教の一大道場です。開創以来、幾たびかの自然災害や明治初期の廃仏毀釈などで、山上の優れた文化遺産を焼失、散逸させてしまいましたが、現在なお117ヶ寺に有する文化財は膨大な量を誇り、まさしく文化財の宝庫、宗教芸術の殿堂と呼ばれる所以がここにあります。さらに、平成16年(2004年)にはユネスコ世界文化遺産に登録され、国境を越えた世界共通の宝物として注目を集めています。高野山霊宝館は、こうした高野山内の貴重な文化遺産を保存展観する施設として大正10年(1921年)に有志者の寄付と金剛峯寺によって開設されました。この時に建てられた本館は
国際デザインセンター
国際デザインセンターは、デザインに関する諸事業を通じ地域の産業振興・文化の発展を図るとともに、国際社会に貢献する情報発信拠点を目指します。
国文学研究資料館
日本文学に関わる様々な課題に対応した基幹研究、研究プロジェクト及び共同研究を行っています。電子資料の公開、活動紹介などを掲載しています。
国立奥多摩美術館
2012年11月、東京都青梅市に「国立奥多摩美術館」開館。同時に、国立奥多摩美術館館長には佐塚真啓が就任。第1回展覧会「国立奥多摩美術館 開館記念展示 青梅ゆかりの名宝展」を開催。参加作家は太田遼、河口遥、永畑智大、二藤建人、原田賢幸、山本篤、和田昌宏。初回となる展覧会に招集した大半は自主スペース運営を経験した作家を集った。作品発表の場や機会を「美術」との新たなクロスポイントを見出す取り組みの展覧会を開催した。「新たな」としたのは、本展のキュレーションを例に取れば、コンセプトなど鑑賞者の視度補正をする明確な言葉を示さない。言葉により特定の入り口や導入を示すことは「これは美術です」という口上や断定であり、鑑賞者が会場を訪れる前に取り交
国立音楽大学楽器学資料館
音楽研究に必要とされる楽器に関する資料を整えるという楽器学資料館の方針に基づき、名器・骨董的価値よりも地域・年代に片寄りのない系統的な楽器の収集を基本としている。また楽器の展示公開・保全・修復、調査・研究および資料集の制作、講座・ワークショップ・コンサート等を実施している。
国立近現代建築資料館
我が国の近現代建築は、世界の文化芸術の重要な一翼を担う存在となっていますが、これまでその学術的、歴史的、芸術的価値を次世代に継承する体制が十分ではありませんでした。そこで当館では、我が国の近現代建築に関する資料(図面や模型等)について、劣化、散逸、海外への流出等を防ぐことを目的として、全国的な所在状況の調査、関連資料を持つ機関(大学等)との連携、緊急に保護が必要な資料の収集・保管を行います。また、展示や普及活動を通じ、近現代建築とその関係資料に対する国民の理解増進を図ってまいります。
康耀堂美術館
6000坪の森の中に佇む康耀堂美術館は、2001年7月に佐鳥電機株式会社前会長佐鳥康郎氏の個人美術館として緑豊かな八ヶ岳の麓、長野県茅野市に開館いたしました。 佐鳥康郎初代館長が急逝した後、2005年8月より京都造形芸術大学が運営を引き継ぎ、世界的に活躍している日本画家の千住博氏を迎え、大学附属美術館として2006年4月、新たに開館いたしました。日本画家高山辰雄画伯の作品を中心に、近現代の日本画・油画・水彩画・版画など370点あまりを収蔵し、年4回のコレクション展を開催しています。
弘前市立博物館
弘前市立博物館は、弘前藩政のかなめとなった弘前城跡三の丸の一角に、お城と老松、自然と人工の美に取り囲まれて荘重なたたずまいをみせています。 博物館は、この恵まれた環境のもとで、過去と現在との尽きることのない対話の場として、また、未来を志向し夢をくり広げる場となって、多くの人に愛され親しまれるよう活動を続けています。 弘前市立博物館は、以下の展覧会を開催しております。1.「知と美の調和」を基調に、弘前藩政を中心とした歴史、美術工芸資料を系統的に展示し、郷土の理解に役立つようにしています。2.津軽の風土・伝統に培われた文化にスポットをあて、残された貴重な資料や文化遺産、郷土ゆかりの先人の事績などを紹介しています。
江戸東京たてもの園
東京の歴史をふりかえると、江戸の昔から火事・水害・震災・戦災などにより、多くの貴重な歴史的建造物が失われてきました。現在もまた、社会・経済の変動に伴って、こうした文化遺産が失われつつあります。 東京都は、1993年(平成5)江戸東京博物館の分館として、敷地面積約7haを擁する「江戸東京たてもの園」を建設しました。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。