TRA-TRAVEL

インタビュー:アートハブ「TRA-TRAVEL」<br>コロナ禍で振り返る、展覧会「ポストLCC時代の  」にみる国境を越える人や物や情報の移動がもたらす力学

芝田 江梨2020/05/27(水) - 14:20 に投稿

本記事は2020年1月11日から2月16日の期間、大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」と京都芸術センターの共同開催で行われた展覧会「ポストLCC時代の  」に関する寄稿として、2月2日に行ったインタビューの内容を紹介するものです。
しかし入稿を前に新型コロナウイルスによる状況が深刻化したこと、また展覧会がまさにグローバリズム化した世界における「移動」を問うものであったことを受け、世界の「移動の力学」が一変した現状をどのように捉えているかを改めて質問させていただきました。
インタビュー記事の前に紹介させていただきます。 (2020年5月25日)

ARTLOGUE(以降A):新型コロナウイルスの影響で社会状況や暮らし方、これまでの価値観が一変してしまいました。この状況を経て、「ポストLCC時代の  」展やその後のプロジェクトに関して意見をお持ちですか。

グランフロント大阪でアーティスト/バルセロナ芸術文化センターEspronceda・チーフキュレーターのSavina Tarsitanoを招いてのアーティストトークを開催!

ARTLOGUE 編集部2020/01/16(木) - 19:13 に投稿

大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」が主催する海外から日本を訪れるクリエイターとの協働企画「Art Traveler」。その第5回目として、イタリア人アーティスト/キュレーター、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaの発起人であるSavina Tarsitano氏を招いたアーティストトークがグランフロント大阪で開かれます。

彼女の多岐にわたる活動の中から、リサイクルジュエリー等を中心とした彼女自身のアーティスト活動、子供向け教育プログラム(キッズゲルニカ・プロジェクト)、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaやスペインのアートシーンについてトークを展開します。
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司会進行を務めるのはアートプロデューサーの原久子氏。パネリストに去年秋のEsproncedaレジデンスアーティスト・渋田薫氏を迎えディスカッションを行います。

Savina氏の今回の来日は、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaへの日本人アーティスト招聘プロジェクトや展覧会に向けての調査が目的だとのこと。こちらに関心のある方はもちろんのこと、「Art」を通して世界を知りたい、つながりたいという方も是非、ご参加ください。
 

聴覚から視覚へと、音楽から変換される絵画<br>渋田薫氏の個展「COSMICALLY 2020」が開催!

ARTLOGUE 編集部2020/01/16(木) - 15:46 に投稿

京都を拠点に世界各地で制作発表やライブパフォーマンスを行うペインター渋田薫氏の個展「COSMICALLY 2020」がTRA-TRAVEL galleryで開催されます。
 

LCCサービスがもたらした変容、近未来に起こり得る社会状況を映す展覧会「ポストLCC時代の  」開催!<br>「国境を越える人や物や情報の移動がもたらす力学」とは?

ARTLOGUE 編集部2019/12/27(金) - 16:10 に投稿

2020年1月11日から、大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」と京都芸術センターの共同で、展覧会「ポストLCC時代の  」が開催されます。世界的に格安航空会社LCCが普及して以降、国を越えて都市間の物理的・心理的距離が急激に縮まり、人や物や情報の移動が加速することで、世界各地の生活はそれぞれに変化しました。本展覧会では日本を含む東・東南アジア圏の4ヶ国7名の作家が、同じ時代の、場所により異なる状況を共有しながら、時に共同で制作を行い、展示します。