やんツー

翻訳が拡張する相互理解の可能性<br>トランスレーションズ展 −「わかりあえなさ」をわかりあおう

日比生梨香子2020/12/16(水) - 14:34 に投稿

 現在、六本木エリアに位置する「21_21 DESIGN SIGHT」にて企画展「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」が開催されています。

本展ではアートやデザインの領域をまたぎ、国籍を超えて様々な表現媒体に携わる情報学研究者のドミニク・チェン氏を展覧会ディレクターに迎え、「翻訳=トランスレーション」と呼ばれる行為をある種の「コミュニケーションのデザイン」と捉え、同テーマを軸に、「わかりあえないものをわかりあうため」の21プロジェクトを7つのセクションに分けて展示しています。

今回の記事では、いくつかの展示作品をピックアップしてご紹介します。
 

作品を自由にお持ち帰り!?same galleryで「盗めるアート展」開催

ARTLOGUE 編集部2020/06/18(木) - 14:58 に投稿

7月10日よりsame galleryにて「盗めるアート展」が開催されます。

本展が何よりユニークなのは、その名の通り作品を盗んでもよい点。
24時間無人で営業される会場にはセキュリティがなく、五味彬、エキソニモ、伊藤ガビン、中村譲二、NAOKI “SAND” YAMAMOTO、平野正子(skydiving magazine)、村田実莉(skydiving magazine)、Merge Majordan、ヌケメ、やんツー、加賀美財団コレクション等、国内外で活躍する11人の作家の作品を、自由にお持ち帰り出来るのです。

盗んでよいものとして作品が展示される時、アーティストはどのような作品を展示するのか?鑑賞者と作品の関係性はどうなるのか?

ギャラリーや美術館という守られた展示空間と芸術作品の間にある既存の関係性が壊れることで、現代における芸術作品のあり様が新たに浮かび上がってくるのではないでしょうか。

アートに興味のある方はもちろんのこと、家の壁が寂しいから何か飾りたい方、絵画泥棒をやって見たかったけどできなかった方は、是非同展で、アート泥棒に!
ただし、以下のルールはお忘れなく。

Rules